計算力
2005
−新指導要領対応・本校で問題作成−
北陸学院小学校
 個々の力に応じて自主的な学習方法を身につける事ができるように、本校では「計算力」の時間を設けています。子どもたちが困ったときは、先生が個別にアドバイス。確実に学習が進められるよう指導しています。
 2005年度版が完成ししました。この「計算力」は15年以上の研究と実践、そして今も改良されてよりよいものにされています。(教科書の一部変更にも対応し、2006年度も改善を図っています。)

ねらい
・計算能力の向上
・自主的な学習法を習得する
・児童が個々の能力に応じた問題に意欲的に取り組む


内 容
「数と計算」の内容を100枚のシートプリントに配列し、
さらに難易度によってホップ・ステップ・ジャンプの3段階に分けて出題

全学年の「数と計算」の系統的な段階(※1)をシートプリントにしてあります。
また、同じ内容であっても難易度により
基礎的な内容のホップ。内容を展開したステップ。応用・発展的なジャンプ。と
3段階に分かれています。


進むスピードはそれぞれ。確実にすすめられるよう声をかけています。
前の学年・今の学年の復習をしっかりすることで内容を確かめていくことができます。
だって、学習は積み重ねなんですから。
(※1,系統的な段階・学習=すでに学習した内容を基にして次の段階に進む)

学習方法

能力にあった問題シートから初め、自己採点し、間違った場合は、間違った原因を書いて担任にチェックしてもらう。
10シート進むと進級テストを受け、次の段階へ進む。100×3+10×3の問題用紙が用意してある。

担任の先生はそれぞれが、どの段階にいるか常にチェックし,
進級及び難易度を子ども達と話をしながら段階を決めていきます。


解答用紙が廊下に並んでいます。
自分で○をつけ、評価表に合格シールをはります。



進級テストをもらって、先生に○をつけてもらいます。
計算の仕方を忘れてしまったり、困ったことがあっても、大丈夫。
いつでも、先生に質問できます。


取り組んだシートプリントは、すべてファイルにつづります。
6年間取り組むとファイルが厚い本のようなります。

「計算力」は年間予定の中に組み入れられ、学期毎に4・5回程度、三小牛タイムで行われています。内容順は本校で使用している算数の教科書に準じていて、教科書の移行期間・新指導要領にも対応しています。
また、基礎学力の充実、自主学習を応援するために、HOP(ホップ)では計算のためのヒントがあったり、JUMP(ジャンプ)では取り扱う学習内容を広げ現行の指導内容を残す計画を進めています。


 「計算力2005」  −2005年5月24日−

 個々の力に応じ、自主的な学習方法を身につける事ができるように、本校では「計算力」の時間を設けています。

 子どもたちが取り組みやすいように、教科書に合わせて問題が作成されているほか、ホップ(基礎的な問題)・ステップ(さらに応用的な問題)・ジャンプ(発展的な問題)と問題も選択できるようになっています。
 この「計算力」は本校の10年以上の研究と実践によるものです。そして今も改良されてよりよいものにされています。

 計算力2005の見直し(改訂)について
 今回の見直しでは、「計算力2000」(2000年度)で削除されたものを再検討し、発展的な問題を多く取り入れました。また、プリントの枚数も90枚×3+進級問題9枚から「100枚×3+進級問題10枚」へと、従来の形にもどしました。

 学力低下が言われる今、本校では「必要だと思われる内容」について、授業の中でも発展的に取り扱っています。さらに「計算力」の中でも、発展的に取り組めるようにしました。(計算力2002でも発展的な内容を入れていましたが、今回はさらに充実しています。)

 子どもたちは「どんな風に変わったの?」と聞いてきます。「10級が加わり、シートが100枚になったこと。」「問題が少し難しくなった。(発展的な内容が増えた)こと」を話すと、「「やったー!うれしい!」という声が聞こえてきました。もっともっとチャレンジしてみたい!と思っていた子は、ワクワクする改訂になりました。(ホップでは基礎的な内容に加え、発展的な問題には全てヒントの欄がある他、考え方が問題用紙に記してあります。また、分からないときはいつでも先生に質問することができます。)

エピソード 指導内容の削除は、新教育課程の2000年度より始まり、2002年度より行われました。
 削除された内容については、本校でも問題になっていました。2005年度の教科書内容については、従来の内容がいくつか戻ってきていますが、「必要と思われる内容」は、授業の内容でも引き続き取り扱うことにしています。

 さて、計算力は、算数科の「数と計算」の領域を問題シートにして取り組んでいます。教科書の内容や配列を考慮していますので、見直しが必要です。
 今回「必要と思われる内容」を多く取り入れました。皮肉にも、「学力低下が言われる前の内容に戻った」と言ってよいでしょう。

 子どもたちの「わからない。」と言う言葉には、授業や個別指導(計算力のヒント)で対応できるようにしています。子どもたちの「チャレンジしたい」という思いと、取り組む姿勢をこれからも応援していきます。

 なお「計算力2005」の改訂作業は、今も続いています。今回はホップの改訂を行い、次にステップ・ジャンプと作業を進めています。1年生は、後期(10月)より「計算力」をスタートします。