2学期制
 北陸学院小学校 
 学校週5日制が完全実施され、金沢市内の小学校では2学期制が導入されました。学力低下が言われる中で、どのような取り組みが必要なのでしょうか。
 本校小学校の対応と取り組みについてご紹介します。

2学期制について
 2002年度、石川県下の小学校に先駆けて、前期と後期に分ける2学期制を導入しました。「公立校では効率的に勉強できる環境を整え、学力を底上げするのがねらい…(北國新聞)」と言われますが、私たちは5年前より違う視点で検討をしてきました。

 効率的な学習は大切です。けれども、それを優先するために、柔軟な学習内容が展開できず、内容の詰め込みに陥いりかねません。 
 2学期制を導入によって、学期のまとめ学習や全体の評価の時期を9月と3月の2回に集中させることができます。それによって、学習内容の取り扱う時期と行事の関係を整え、さらに柔軟な学習課程を組んでいきます。
 例えば7月末に行われる夏期学校は、様々な学習の展開・連続性がとぎれることなく、その成果を実際に試してみる体験活動の場所になります。クリスマスの時期には、高学年の福祉的な学習活動と体験が充実できます。
 本校の教育の特色とその成果は、独自に行われている学校行事と教育活動が一体となって展開しているところにあります。

 また2学期制は、学習内容の表現活動となる学習発表会などの行事を適切なところに組み入れることが可能になるだけでなく、子ども達が学習に関心をもち、様々な思いをもって関わることができる「体験的な学習」の充実にも対応できます。「効率的」な取り組みだけでなく、「効果的」な活動を作り出すことができます。
 本校では体験的な学習の充実を図っています。、子どもたちが生き生きと活動する授業や生きた授業は大切な学習です。公立校が時間数の確保のため、体験学習を削減する動きと異なり、本校は学習内容を充実させ、学校を活性化させる原動力となる体験学習を加えています。

 教科書に縛られるような学習内容ではなく、教科書を越えて様々に展開できる学習課程や教育活動が必要です。個々の力が十分発揮でき、小学校教育に大切な「喜び」を見つけだす学習活動を展開したいと考えています
(小学校教務主任 釜土 純雄)

hc10.gif (319 バイト)ホームにもどる