桜茶をつくろう桜茶をつくろう
−理科/その他−
 北陸学院小学校 
 自然の生き物達は、私たちに大きな驚きと感動を与えてくれることがあります。その一つに羽化や誕生の一瞬があります。小さな命が生まれる時。成虫になるとき…。子どもたちは、息をのんで見ます。
 小さな命が、生きるということや素晴らしい命であることを教えてくれます。

 生命の素晴らしさと厳しさから −2004年7月6日−
 今日の長休み時間(2限後)に、1年生の昆虫大好きグループがみぞに落ちていたセミの幼虫を見つけました。「せんせい、せみのようちゅうみつけたよ!うごいている」と、汗が光る輝く目で見せてくれました。

 普通、セミが羽化をするのは夕方から早朝にかけてです。でも……時間を間違えたのでしょうか。(もしかしたら…羽化の様子を観察できるかもしれないと思いました。)
 足場になるところを教室カーテンにして、「夏の草花」の活動をしながら様子を見ていました。するとどうでしょう。羽化が始まったのです。セミの図鑑を持ってきて「……こうなるんだよ。」と羽化の様子のページを開く子。「でてきたでてきた。」「わたしみるのはじめて。」と、1年教室は大騒ぎになりました。

 羽が伸び始めた頃、残念ながら給食の時間になってしまいました。給食が終わった頃には、少し飛んで移動出来るようになっています。そして、5限後、もう飛べる……。
 素晴らしい生命を感じた時となりました。

 三小牛の自然の中へ帰してあげることにして、発見者のむつきくんが、1年教室から放しました。「げんきでねー。」というみんなの声と一緒に……………。
 セミは飛び立ったのですが、少し下降気味です。「あっ!!!」スズメが……。1年生が見ている中、スズメが急に素早く出てきました。「あー。」

 しばらく言葉を失った1年生。(スズメがセミを捕まえたかどうかは分からなかったのですが、タイミング的に、子ども達にも感じたものがあったと思います。)「せんせい!だいじょうぶだよね。」「たべられたかも?」複雑な空気が教室に残りました。

 お残り遊びの後(終わりの会)、セミの話しに戻ってみました。「スズメきらい。」「わるい。」…。わたしは(担任)「でもスズメも生きているよ。生きるためには…」と言うと、考え込んでいる子がいました。

 自然の生き物の素晴らしさを知りました。そして、もう一方で厳しさも知りました。子ども達の心の中に大きなテーマが出来たことは事実です。いろいろな考えや思い一つひとつ大切にしながら「命の素晴らしさや生きる事」について話し合っていきたいと思います。
 小さな命が、私たちに大きな「命」を教えてくれました。
5年教室 メダカの誕生 −2003年6月26日−
 5年教室では理科の学習でメダカを飼育しています。
 6月25日、下校の時にメダカの誕生第1号(上の写真左)を一人の子が見つけました。教室は大騒ぎ!6月25日のメダカの誕生を黒板に記す子がいました。

 メダカは卵から2週間弱で誕生します。理科の授業では卵を観察してその成長を見てきました。メダカの卵の成長については、教科書などでも紹介されていますが、実際に教室で小さな命に出会うことは、大きな感動があります。

 この感動が、生きた学習だと言えるでしょう。学習は知識を身につけることだけで完成はしませんし、覚えたからそれで良いのではありません。一つ一つの出来事に関わるとき、心の成長が大切だと思います。小さな命がそのことを教えてくれました。そして、命のすばらしさを知りました。
 今5年教室では、次々と、メダカの命と子ども達の心が育っています。