桜茶をつくろう
−総合的な学習より−
 北陸学院小学校 
 3年生が「むかしの冬のくらし」について学習しました。むかしのくらしを想像し、実際に体験しました。体験したのは「かんじき」と「火鉢」です。
 この体験から、人々の思いや願いが分かってきました。そして、今も大切にしたいことがあることに気づきました。

 「かんじき」体験 3年生 −2004年2月16日−
 3年生は総合科で「今と昔の冬のくらし」について学習しています。今日は、雪の上を歩くのに使われた(今も使われているところがあります)かんじきを実際にはいて体験しました。

 まず、大変だったのが履くことでした。ひもでしっかり結ばなくては、すぐにとれてしまいます。

 かんじきをつけて感じたことは、「走りにくい。足が重たくなった。歩きにくい。」でしたが、「長靴が雪にはまらない。」(ごぼらない=深く沈まない:金沢・富山の方言)といった良いところも知ることができました。昔の人は、このかんじきをはいて雪の上を歩く工夫をしました。子ども達からは、「昔の人は、大変だったな。」「工夫していたんだな。」「(靴にくいこむので)痛くなかったかな。」など、使っていた人たちの苦労や工夫を知りました。

 さて、次回は火鉢体験も予定しています。冬の暖(だん=温かさ)をとるため、また、その暖(火鉢)を利用してお餅を焼いたということです。昔のくらしの中に人々のたくさんの願いや思いがあることを知り、それが今につながっていることを知ってほしいと思います。

 それぞれの環境の中でのくらしの工夫、これからのくらし方やくらしそのものを考えていく学習になればと願っています。いろいろな体験を大切にし「くらしの楽しさや工夫」に目を向けていきたいと思います。
 「冬のくらし体験より火鉢」 3年生 −2004年2月23日−
 3年生の総合科では「今と昔の冬のくらし」について学習を進めています。

 今日は、前回の雪の上を歩く「かんじき体験」に続いて火鉢体験をしました。昨日の金沢の気温は22℃を越え2月の気温では考えられないような陽気になりましたが、今日は温かさが欲しくなる気温にもどって「火鉢が欲しく」なりました。

 さて、昔の人は火鉢を使って、暖をとったり、お餅を焼くこともあったそうです。(他にもありますが…)火鉢は、今のような暖房機器とは違って、火鉢を囲むようにしなくては温かくありません。火を囲んで、家族の団らんがあったのでしょう。

 お餅を焼いてみました。火鉢には炭火でなく、豆炭を使いました。火鉢には「灰」が入っていて、なかなか火力が上がらなかったのでお餅もなかなかやけません。灰を使わない方(七りん)はグンと火力が上がりました。(子ども達は気づいたでしょうか、七りんはお湯を沸かしたり調理するときにも使われていたことを…)

 3年生の総合科の学習では、かんじき・火鉢体験から今の生活を見直し、くらし(環境)について学んでいます。人々のくらしから人々の願いや工夫が見えてきます。便利になった今ですが、昔の人々の思いが今のくらしに生きています。私たちのくらしは、今も昔も人々の「願いと工夫」が生きている生活なのです。
 さて、火鉢を囲んで、色々な会話がありました。やっとお餅が焼けました。「おいしかった。」「楽しかった。」などという子ども達の言葉に、「火鉢を囲む、昔の人々の姿」を見ました。今ではなくなった光景に、願いや工夫以上の、なんだか心の豊かさを感じたのは私だけでしょうか。

 この総合的な学習体験から次に展開する思いは、子ども達自身が体験したことからでてくる、くらしへの素直な思いと、多くの気づきによって深まっていくことだと思います。(今回は火を使うことで担任以外の教師がつきました。また、一酸化炭素中毒からの安全性のため教室の窓を開けてあります。−寒かったのですが、昔の人々のくらしの体験にはちょうどよかったかも?−)