養護教諭 きりえ先生のコーナー「保健室」です。
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 ★水ぼうそう(水痘)が流行中★  −6月16日(木)
 5月中旬から1,2年生の児童で水ぼうそう(水痘)にかかったという連絡を何名か受けています。
 本格的な流行まではなっていませんが、お子様で疑わしい症状があった場合は直ちに小児科を受診して、診断を受けてください。
 
水ぼうそう(水痘)  水痘は気道飛沫感染です。潜伏期間は2〜3週間で、発疹の出る1日前から発疹確認後1週間くらいは伝染可能期間です。38〜39℃の高熱とともににきびのような発疹が顔から体中に出ます。口の中や頭皮にも見られます。その後、発疹は水を持ってかさぶたに変化し、治っていきます。

 水痘にかかった疑いのあるときは直ちに病院受診してください。
 発症後早い時期に抗ウイルス剤を服用すれば比較的軽い症状で済みます。水泡が出る時にかゆがりますが、掻くと化膿して跡が残りやすくなります。熱が高くなければ入浴も可能です。ただし、石鹸で強くこすらないようにやさしく洗うようにします。また、タオル等の共用を避けます。

 今回水ぼうそうにかかった児童の中には、高熱を伴わずに水疱のみが見受けられたケースもあります。
今の季節、虫さされ跡を掻いて水を持つことがあり、判断が難しいこともあります。必ずしも主要症状がそろわないこともあるので、注意して観察してあげてください。

 水ぼうそうは出席停止となり、医師の許可が出るまで登校できません。
診断を受けましたら早急に学校までご連絡お願いします。(診断書や登校許可証などは必要ありません)
 歯科検診を終えて「小学生の口の中」 校医 井東竜彦先生より−6月15日(水)

 6月7日に歯科検診を行いました。

 ホームページの最新情報にも掲載されていますが、今回検診に当たられた井東先生より、本校児童の実態についてコメントをいただきましたので、ご紹介させていただきます。

最近の小学生の口の中の状況について  校医 井東竜彦
 今回、北陸学院の歯科検診を終えて言えることは、全体的にお子さまの口の中は虫歯が少ない子と多い子の2極分化しているということです。

 歯科という医療分野では、虫歯と歯周病(歯槽膿漏)が2大疾患と言われています。この2つは、極端な話、相反する条件で口の中に現れます。つまり、虫歯が多い人は、歯周病になりにくく、歯周病の人は虫歯になりにくくなっています。ただ、これは大人の場合であって、子供の場合には歯周病という病気はまず当てはまりません。

 しかし、最近の子供の口の中は(歯周病予備軍といえばわかりやすいかもしれませんが)このままだと、歯周病にかかってしまうという状態のお子さまが、多数見受けられました。デンタルプラーク(食べかすが固まったもの)が磨き残しの部位に付着しており、「自分では磨いているが、我々専門家から診ると磨けていない」という状態でした。デンタルプラークは、先の2大疾患の原因になるものです。正しいブラッシングで、しっかりと汚れを落としてください。

 一度かかりつけ歯科医院を受診され、ブラッシング指導を受ける事も必要です。また、虫歯が有ると言われたお子さまは、乳歯だということ放置することなく、治療を受けていただきたいと思います。
 できることなら、今年より、全学年対象に、ブラッシング指導や口の中のお話をしたいと思っております。
写真は歯科検診の様子(井東先生と1年生)

 本校では、昨年の歯科検診の後、学年ごとに歯みがき指導をしました。みがき残しやすいところや生え変わりの歯のみがき方などに重点をおき指導しました。

 高学年には歯周病についても話し、歯磨きの重要性を伝えました。また、夏休み、冬休み、春休みには保健委員会の作る「歯みがきカレンダー」を利用し、食後の歯みがきを習慣にする取り組みもしています。
 それでも行き届かない実態があることを改めて感じました。

 今年度、井東先生と歯科衛生士さんによるブラッシング指導の実施を計画しています。
 専門の方によるブラッシング指導によって、子ども達が歯みがきの重要性を認識し、上手に歯みがきできるコツをつかんでくれることを願っています。

「感染症情報」  −2005年2月15日−
 ☆☆インフルエンザ警報☆☆−2005年2月15日−
 以前インフルエンザについて掲載しましたが、本校でもインフルエンザにかかったという連絡が増えてきました。
 現在流行っているのは、インフルエンザB型という型で、流行時期が遅れてやってきて、長く続くものです。4月の上旬まで注意が必要です。
 そして今年はB型に対する予防接種の効きがよくないようです。(野々市町のある小児科医より) ですから予防接種をした方でも疑わしい症状がある場合は早急に病院受診してください。

 現在流行しているB型は、早い時期に流行するA型に比べて症状は軽く、風邪によく似ています。(高熱、咳、頭痛、関節痛、下痢、鼻水など)また、年末年始に流行したノロウィルスによる胃腸症状と同じ症状も見られます。そして、インフルエンザはA型、B型、比較的流行の少ないC型の3型があります。
 このため、1シーズンに2回以上インフルエンザにかかることもあります。自己判断せず、早めに受診してください。
インフルエンザの予防法は以前も載せましたが、
@ うがい手洗い
A 人ごみを避ける
B 栄養と休養をしっかりとる
C 適度な温度と湿度を保つことが一番です。
☆☆気をつけて、インフルエンザを撃退しましょう。☆☆

 インフルエンザ注意報☆−2005年1月20日−

 金沢市内の小学校でも、インフルエンザ集団発生の報告が見られるようになりましたが、本校でも、18日にインフルエンザにかかったという連絡が入りました。いよいよ本格的なシーズン到来です。

 6年生の中には受験を控えている児童もいます。高学年では、来週、再来週とスキー合宿が計画されています。予防対策をしっかりとって備えましょう。

★ インフルエンザの特徴 ★
@潜伏期間 1〜3日
A主症状 急激な高熱(38℃以上)と悪寒
全身痛、だるさ
頭痛、咽頭痛、吐き気
遅れて、鼻水、咳などの風邪様症状
B治 療 発症後48時間以内に抗ウィルス剤を服用すれば、すぐに軽快します。早ければ早いほど効果があります。
市販の風邪薬や解熱剤などは服用しないで、疑わしいときは直ちに病院受診しましょう。
C合併症 インフルエンザ脳炎や、脳症、肺炎などがあります。
受診後3〜4日たっても熱が下がらず症状が悪化するなら、早めに再受診しましょう。

★ 予防法 ★
@ うがい、手洗いの徹底。
A 適度な湿度と温度を保ち、部屋をこまめに換気する。→ウィルスは低温・乾燥を好みます。
B できるだけ人の多いところには出かけない。出かけるときはマスクを着用。
C 栄養と休養をしっかりとる。
D 予防接種をする。→接種後1ヶ月前後で効き目がでてきます。
★ その他 ★
インフルエンザは出席停止扱いです。解熱後2日を過ぎるまでは登校できません。
登校は主治医の指示をうけてください。

 冬の食中毒注意報☆−2005年1月12日−

 年末からニュースで騒がれている『ノロウィルス』についてお話します。

 この『ノロウィルス』、以前は『SRSV』と呼ばれていました。秋から冬にかけて流行する感染性胃腸炎、食中毒です。 このウィルスは人間の生きた細胞の中でのみ増えることができます。

 ではなぜ食中毒なのか?
 これは、下水の中で検出されるノロウィルスが、栄養豊富な河口などで養殖されるカキや、汚染された海域に住む二枚貝の体内に濃縮されていて、この貝を生食すると食中毒にかかるのです。
ですから、カキを生で食べる機会が多い冬場にこの食中毒が流行すると考えられています。
 特徴は、感染力がとても強く、集団感染しやすいことです。

 ★ 人→人 感染 ★
 ウィルスは感染者の便・吐物中に含まれています。
 このウィルスは感染力がとても強いので、ウィルスに汚染された場所を手で触れただけでも手を介して感染します。また、吐物の飛沫から空気感染することもあります。

 ★ 食品感染 ★
 ウィルスに汚染された貝などを生食することで感染します。また、生食用と記されたカキにもこのウィルスが含まれていることがありますので、安心はできません。そして、このウィルスは保存方法が悪いために食品内で増えるというわけではないので、「新鮮だから大丈夫。」と、いうことにはなりません。

 ★ 症 状 ★
 症状がでるまで1〜2日かかります。主な症状は下痢、吐気、嘔吐、腹痛で、熱はないか、あっても38℃前後のものです。小児では嘔吐が多く、発症当日の症状が激しいのが特徴です。また、下痢や嘔吐による脱水症状に注意が必要です。

 ★ 治 療 ★
 このウィルスに直接効く薬はありません。2〜3日で回復しますが、脱水症状を起こすことがあるので、水分補給につとめ、早めに医療機関を受診しましょう。また、症状が治まっても1〜2週間は便中にウィルスが排出されます。

★ 予 防 ★
 とにかく石けんで30秒以上の手洗いを徹底しましょう。
手を拭くときも共用のタオルなどはさけ、清潔なハンカチやタオルなどを使いましょう。
下痢や吐物を処理するときは使い捨て手袋を利用し、手袋をはずした後もうがい手洗いを徹底しましょう。汚れた下着や床は、ミルトンやハイターなどの塩素系消毒薬で消毒します。使った雑巾や手袋は捨てましょう。
 また、カキなどの2枚貝を食べるときは、中までしっかり火を通して調理しましょう。できるだけ生食は避けたほうがいいです。調理するときも器具などの洗浄を徹底しましょう。

★ その他 ★
このウィルスにはいろんな型があり、また抗体ができてもすぐに消失するので、繰り返し感染する可能性があります。風邪も流行するこの時期、うがい手洗いを徹底して、ウィルスを近づかせないようにしましょう!

 新型麻疹(はしか)発生−10月5日−
 本校児童が秋休み期間中に麻疹(はしか)を発症していた、と報告がありました。
 麻疹についての詳細は以前紹介しましたので、ここでは省略します。(5月26日の感染症情報参照。この下にあります。)

 今回麻疹にかかった児童は、以前に予防接種を受けていたのですが、ウイルスの型が変異していたため、発症したとのことです。
 医学の進歩にともなって、ウイルスたちも生き残りをかけて、どんどん新種の強い型が出てきています。予防接種を受けたからといって、安心はできないのですね。

 麻疹には潜伏期間がありますので、もしかしたらこの麻疹にかかってしまっている児童がいるかもしれません。お子様に疑わしい症状がでましたら、早急に医療機関を受診してください。
 麻疹は出席停止扱いになりますので、学校に連絡し、解熱後3日を過ぎるまでは自宅で安静にしてしっかり治してください。

 おたふくかぜ−7月17日− 
 本校では今月に入ってからポツポツと『流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)』罹患の連絡を受けています。
 ムンプスウイルスの飛沫感染によってうつり、耳下腺の腫れによって発症します。熱は38℃前後出たり、出ないこともありますので、子どもが急に耳の後ろを痛がるようであれば、感染を疑ってください。
潜伏期間:16〜24日(ピークは17〜18日)←この時期には伝染力あり
症   状:耳下腺の腫れ(片側だけのこともあり、両側腫れることもある)←3〜7日で治まる
         顎下腺が腫れることもある
         発熱(38℃前後)←出ないこともある
         唾液腺が腫れるため、唾液の分泌で痛みあり
合併症:無菌性髄膜炎(軽いものをあわせて2〜3%)耳下腺の腫れから数日後に発熱、頭痛、嘔吐などが見られたらすぐに受診
         難聴(2500人に1人くらい)難治性である
         睾丸炎(成人に多い)
予防接種:生ワクチン(任意接種)←1歳から接種可能。有料。
 酸っぱいものを食べると痛みがひどくなります。耳下腺の痛みを和らげるには、冷やしてあげると良いようです。
 1度かかると終世免疫がつきますが、のちに耳下腺が腫れることがあります。ウイルスによるものが多く、症状は軽く済みます。
 流行性耳下腺炎は学校伝染病に指定され、出席停止になります。耳下腺の腫れが引くまでですが、主治医が感染の恐れがないものと判断すれば、登校可能になります。

 麻疹(はしか)−5月26日−
 金沢市保健所から、複数の成人が麻疹(はしか)にかかったという報告がありました。
 麻疹は感染力が極めて強く、流行が懸念されます。数年毎に「当たり年」もあります。お子様で、予防接種を受けていない、またかかったことのない方がありましたら、できるだけ予防接種を受けられるよう、ご協力お願いします。
 麻疹は、10〜12日の潜伏期間を経て、38℃前後の発熱と咳、鼻水、目の充血などの症状が3〜4日続きます。一度熱が下がり、すぐに39〜40℃の高熱と口内の頬の内側に白い小さなブツブツ(『コブリック斑』)がみられます。このすぐ後に顔から体中に発疹が広がります。2度目の発熱から1週間ほどで発疹も落ち着いてきますが、色素沈着を残すこともあります。
 特効薬はなく、対症療法で経過を見ます。また、麻疹接触後72時間以内に麻疹生ワクチンを接種すると、発症しないか、しても軽症で済みます。
 肺炎、気管支炎、脳炎などの合併症に注意します。また、特殊な後遺症として、『亜急性硬化性全脳炎(SSPE)』というものがあります。麻疹罹患から5〜10数年後に発症し、行動異常、性格変化、知能低下、てんかん発作、昏睡、除脳強直状態となり、数年で死亡する悲惨な病気です。麻疹罹患者の10万人に1人の確率で、発症しています。
 現在も麻疹によって1万人に1人の割合で死亡しています。日本でも年間約80人の子どもが麻疹で命を落としています。
 愛しい子ども達を麻疹から守るため、ぜひいち早く予防接種を受けてください。麻疹の予防接種は1歳から7歳6ヶ月までは無料で、協力医療機関で受けられます。7歳6ヶ月以降は任意接種となります。費用は6000円くらいです。

 咽頭結膜熱(プール熱)
 石川中央部で咽頭結膜熱(プール熱)が流行してきています。本校での感染は届けられていませんが、スイミングなど習っておられる家庭では注意してください。
 咽頭結膜熱は、夏風邪の一種で、感染者のくしゃみや咳によって感染します。5〜7日間の潜伏期間を経て、39〜40℃の高熱、喉が赤く腫れて痛む風邪症状と目の充血、涙目、目やにがでる結膜炎症状を発症します。熱は3〜4日続き、喉や目の症状は約1週間で快方に向かいます。
 治療は対症療法中心です。熱が続く間は安静を心がけ、水分補給をしっかりしましょう。プールなどで感染することもありますから、プールに入った際は洗眼とうがい、手洗いをしっかり行って予防してください。
 この感染症は学校伝染病に指定されています。主要症状消退後2日間経過するまでは出席停止扱いとなります。感染の疑いがあるときは直ちに病院受診してください。
  肺炎
 また、最近は風邪や気管支炎をこじらせて肺炎にかかっている人が増えているそうです。「もうたいしたことないだろう」と思ってすっきりしないうちから無理をして重症化しないように、早い段階でしっかり治しておきましょう。

水痘(水ぼうそう) 
 4月末から石川中央部で、水痘(水ぼうそう)の罹患率が高くなっています。本校で感染したという連絡は入っていませんが、ご家庭に小さなお子さんのいるところなどは特に気をつけてください。
 水痘は気道飛沫感染です。潜伏期間は2〜3週間で、発疹の出る1日前から発疹確認後1週間くらいは伝染可能期間です。38〜39℃の高熱とともににきびのような発疹が顔から体中に出ます。口の中や頭皮にも見られます。その後、発疹は水を持ってかさぶたに変化し、治っていきます。
 水痘にかかった疑いのあるときは直ちに病院受診してください。学校では出席停止扱いとなり、医師の許可が出るまで登校できません。発症後早い時期に抗ウイルス剤を服用すれば比較的軽い症状で済みます。水泡が出る時にかゆがりますが、掻くと化膿して跡が残りやすくなります。熱が高くなければ入浴も可能です。ただし、石鹸で強くこすらないようにやさしく洗うようにします。また、タオル等の共用を避けます。

感染性胃腸炎
 また、4月中ごろから引き続き、石川中央部では感染性胃腸炎が流行しています。これは消化器系に主な症状が見られる風邪症候群です。本校でも連休前には多くの児童が感染し、欠席していました。
 嘔吐、下痢がある場合は、消化のいいおかゆやうどんを与え、脱水症状を避けるために麦茶、イオン飲料を少量ずつ与えて様子を見てください。ただし、柑橘系の飲み物は下痢を悪化させるので避けてください。熱がある程度下がっていればシャワーや短時間の入浴は可能です。

この感染症情報は石川県感染症情報HPの情報をもとに、
本校に関連する内容を紹介しています。
石川県感染症情報ホームページ
「保健室から」
 初経指導をしました  −10月5日(火)−
 5年女子児童を対象に、1時間の枠をいただいて保健指導をしました。今回は「初経指導」です。
 最近の子ども達は体の発達が早くなっていて、それに伴って初経を迎える時期も早くなってきています。早い子では9歳に初経を迎えた、という例も報告されているそうです。
 学校では同一時期に一斉に指導することになりますので、どうしても一人ひとりの発育に合わせたきめ細かい指導が困難です。しかし、何の知識も心の準備もなく突然初経を迎えたら、子ども達はとても不安に思うことと思います。
 ご家庭でも、少しずつ体の変化や性のことについてお話されていっていただきたいと思います。
 さて、今回の初経指導では以下の事項を指導しました。
@ 女性の内性器の模型を使いながら、月経の起こるしくみを簡単に説明
A 初経のくるサイン
B 月経周期と基礎体温の測り方、
C 月経痛とPMS(月経前症候群)についての説明に合わせて鎮痛剤の服用のこと
D 実際にナプキンやサニタリーショーツを用いた手当ての仕方と後始末の説明
E タンポンの紹介と使い方
F 月経時の注意事項(服装やショーツの洗い方、入浴についてなど)
G 病院受診が必要なときはどんなときか
 これらのことを、私自身の体験なども交えながら話していきました。すでに月経のきている子もまだの子も、真剣に話を聞いていました。
 最後の質問の時間には、女性特有の病気のことについて、男女の産み分けはできるのか、といった質問もありました。この質問については、子どものわかる範囲で簡単な説明をしました。

 今回指導に当たる前に、様々な資料を集めて補助教材を準備しました。この段階でその様子を見た児童が、いろいろ興味をもって自分達でも本を見たり私に質問したりしていました。
 低学年の子も「これなぁに?」と言って内性器の模型を覗き込んできました。そのときには「ここで赤ちゃんが生まれるまで過ごす大事な部屋だよ。女の子のお腹にあるんだよ。」と説明しました。
 どの年代の子達も性のことに対する関心が高いことがとてもよくわかりました。しかし、今の時代、様々な性情報が氾濫し、間違った知識を得てしまう可能性があります。そういった情報に接しても正しいものを見分ける力をつけることが重要だと感じます。
 
 今回は初経指導と言うことで、女子児童のみ対象にした月経の手当てについてを主体にしたものを実施しましたが、男子児童にも精通指導や性に関する指導が必要かな、とも思っています。
 女の子の場合は自分自身の経験や準備のこともあって具体的に話をしやすいですが、男の子に関しては、自分の身に起こることではないのでなかなか話しにくいというお母様が多いのではないかと思います。
 学校でこんな指導をしてほしい、こういう話をしたいのだけどどう話を持っていけばよいか、などの要望・相談があればいつでも保健室に言っていただきたいと思います。
 歯みがき指導  −7月16日(金)−
 7月の体重測定後、20分ほど時間を使い保健指導を行いました。
 今回は、6月の歯科検診の結果を踏まえ、歯みがきの重要性がテーマです。
 1〜3年生にはむし歯のできやすいところを確認して、正しい歯のみがき方。また、4〜6年生には、歯周病について学習し、歯みがきの重要性とその方法、その他の予防法を指導しました。

 まず、始めにどのくらいの児童が朝食後や夕食後歯みがきをしているか質問してみました。中にはまったく歯みがきをしていないという児童もいましたが、ほとんどの児童が朝晩しっかり歯をみがいていると言います。

 しかし、児童全体の4割強がむし歯ありの診断を受けています。また、少数ですが歯周病の診断を受けた児童もいます。
 歯をみがいているのにむし歯になるのはどうしてか?という質問に対して、児童は「甘いものばかり食べているから」「すみずみまできれいにみがけていないから」と答えます。ちゃんとわかっているのですね。
 でも、「歯みがきするのめんどくさい〜!」「歯みがきしてる時間ない〜!」なんて言う子、「歯みがきしてないけどむし歯ないよ。」と言う子までいます。そこで、歯周病の症状と進行、そのおそろしさを話したところ・・・、こわくなってきたのでしょうか、歯みがきをしていなかった子ほど、真剣に話を聞いていました。

 最後に、大きな歯の模型と歯ブラシを使ってすみずみまできれいにみがく方法です。小学生の時は乳歯から永久歯に生え変わりがあり、歯の高さもバラバラでみがき残しやすいので、高さの違う歯のみがき方も指導しました。
 歯みがき粉のつけ方やキシリトールの効果について、虫歯のできやすい体質とできにくい体質があること(唾液の分泌量が多いと虫歯はできにくい)なども話しました。みんな、真剣に聞いてくれました。

 さて、もうすぐ夏休みです。
 この指導から、夏休みの歯みがきカレンダーはみんなきれいに色をぬれるように、そして来年の歯科検診では、多くの児童が歯科校医さんに「きれいにみがけているね」といってもらえるように、歯みがきを毎日の習慣にしてもらえるといいな、と思います。
 ご家庭でも、歯ブラシ交換やみがき残しチェックなど、ご協力をお願いいたします。
 「最近、思うこと」    −7月14日(水)−
 三小牛の山では、せみの鳴き声が聞こえています。まだ梅雨は明けていないのですが、夏の訪れを感じさせます。

 新年度が始まって3ヶ月が過ぎ、新一年生も在校生も新しい生活にすっかり慣れてきたようです。 また、夏休みも近づいてきて気持ちが浮ついてきていることもあるのかもしれません。
 廊下の足音ひとつ聞いていてもどこか落ち着きがありません。学校全体の空気に『張り』を感じなくなってきました。
 保健室にいてそのことを一番良く感じるのは、やはり「けが」による来室者が増えてきたことです。
 廊下を走っていてけがをしている友達にぶつかってしまったり、ふざけていた拍子にそばにいた友達にぶつかってしまったり、慌てていて転んでしまったり・・・病院に連れて行くこともしばしばあります。
 今はまだ、それほど大きなけがは出ていませんが、出てからでは取り返しがつきません。
 今一度、グッと気持ちを引き締めて、夏休みまでの学校生活をみんなで元気に過ごしたいものです。
 「骨折注意報」発令! −6月22日(火)−
 運動会あたりから、本校では何故か「骨折」が流行しています。
このため、保健室に「転んでぶつけたんだけど、痛い〜!!」と言って来室したりすると、本当にドキドキします。だいたいがちょっとした打撲や捻挫で済むのですが、ちょっと触れただけでかなり痛がるときは要注意です。できるだけ早く病院で診断してもらいます。

 まずはけがをしないように、周りの安全を確かめて行動することが大切です。そして、近くの人に迷惑にならないように落ち着いて行動することです。
 気持ちに任せて廊下を走ったり、教室などではしゃいだりしていると、たまたま近くにいた人にぶつかってしまうかもしれないですね。また、ふざけているうちに誤ってけがをしてしまったり、させてしまったりということもあります。

 それから、ちょっとの衝撃で骨が折れてしまわないように、強い骨を作ることも大事です。カルシウムのたくさん含んだ食品と、カルシウムの吸収を良くするマグネシウムを含んだ食品をバランスよく摂取しましょう。他に、少量のリンやコラーゲンも骨の生成に必要です。これらをしっかり取るのに有効な食材は、牛乳、乳製品、玄米、大豆食品などです。
 しっかり食べて、太陽の下で元気に遊ぶことで骨は強くなります。

 けがをしないことが一番なのですが、けがをしてしまったら安静第一。骨折は固定して4〜12週間で治癒します。しかし、固定していた間にその周りの筋肉は衰えています。固定が外れた後はゆっくり運動をして、もとの状態に近づけていきましょう。

 そして、周りにいるお友達で、けがをしてしまったお友達の力になれること、助けてあげられることをみつけて、お手伝いしてあげてください。その心配りが一番の特効薬になるからね。
 「熱中症予防法」   −6月3日(木)−
 今週は天気の良い日が続いています。日差しも強く気温も高くなってきたので、外での活動にはいろいろと気を配る必要が出てきました。運動会ももうすぐです。楽しい運動会にできるように、気をつけるべきポイントをご紹介します。

 日差しが強く暑い中で帽子をかぶらず、水分も取らないで長時間遊んでいると、気分が悪くなったり、体に力が入らなくなったり、目が回ってしまったりすることがあります。「熱中症」と言われる症状です。熱中症は必ずしも熱い環境下で起こるわけではなく、運動などによる筋肉の熱生産や脱水から起こることもあります。このため、運動開始から30分程度の短時間で発症した例もあります。熱中症による死亡事故は毎年後を絶ちません。
未然に防ぐために大切なことは、体調を万全にしておくことです。下痢、睡眠不足、発熱、体調不良、体重減少、足のつりや痛み、怪我や故障がある場合に、熱中症になる事が多いようです。特に睡眠時間は8時間以上とり、就寝時刻も11時を回らないようにすることが大切です。これは、成長ホルモンの分泌が身体の疲労回復を促進させることによります。ですから11時を回っての就寝は身体の回復が遅くなり、疲れが取れない原因になります。他にも、前日に比べ急に気温が上がった日や湿度の高い日、休み明けなどは熱中症になりやすい条件になり、注意が必要です。
 活動中はこまめにコップ1杯(100〜200ml)程度の水分をとり、脱水にならないようにしましょう。汗をかいた時に飲む物は市販のスポーツドリンクや、100%果汁ジュースが好ましいです。また、砂糖(ショ糖)を使ったものより、果糖(フラクトース)を使用したドリンクが好ましいです。
野外での活動時は帽子をかぶり直射日光を避ける、汗をかいたら冷水で絞ったタオルで首筋や手足を拭くと効果的です。そして服装も通気性のいい物にしましょう。

 これから暑い中で楽しい活動を行う機会が増えてきます。学校でもご家庭でも元気に楽しめるように、気をつけてあげてください。
 「便秘の話」   −5月28日(金)−
 今週は、尿検査とぎょう虫、寄生虫検査を提出していただきました。尿とぎょう虫検査についてはほぼ100%の提出率でした。(ご協力有り難うございました)
 ところが寄生虫検査の方は、なかなかそろわないのです。忘れてきたと言う子ども達から話を聞いてみると「だって出ないんだもん」と一言。低学年の子ども達でもこんなに便秘するものなのか、と驚いてしまいました。

 私も幼少期から(実は現在でもなのですが・・・。)かなりの便秘症でしたが、他の人と便の話などしませんから、当時は便が毎日出るものとはまったく思ってもなく、何日も出なくても普通だと思っていました。きっと、便秘症になっている子ども達のほとんどがそうなのだと思います。

 私は幼少時、偏食で食も細く水分もあまり取らない、典型的な便秘体質でした。現代の子ども達も、食が細く、野菜や海藻類をあまり食べない子が多いですね。たかが便秘、と思っても、便秘によって様々な症状が現れ、日常生活にも影響が出ます。人間の体内は37℃前後ですから、真夏の酷暑以上の暑さです。そこに便秘をして食べ物のかすを溜め込めば、真夏の生ごみ捨て場と同じ状態になり、腐敗・発酵が起こり、悪臭プンプン、有害物質が生じ、身体中に悪影響を及ぼすのは容易に想像できます。
 肩こり、腰痛、のぼせやすい、食が進まない、イライラする、気力が出ない、よく眠れない、等の症状が出ると、学校生活にも影響が出ますね。
他にも、肌が荒れたり、冷え性になったり、便秘が悪化すれば、大腸がんや高血圧、蕁麻疹、喘息、アトピー性皮膚炎なども引き起こす一因になります。

 便秘改善には食生活と運動不足の改善、朝の排便習慣をつけることから始めると良いです。食生活は、便秘の種類によって改善方法が違うので、まず便秘の種類を見極めることが大事です。腸の運動が弱く、便意を感じにくい弛緩性便秘の場合は、食物繊維の多い野菜を火を通してたくさん摂り、便の量をふやすことで便意を感じやすくすると良いです。大腸の運動が強すぎてけいれんを起こしてしまい、コロコロの便が出るタイプのケイレン性便秘の場合は、繊維の少ない消化の良いものを食べ、腸の刺激を取り除くことが大切です。どちらの便秘の場合も、朝食をしっかりとって、朝の便意をつきやすくすることと、腹筋を鍛え、りきむ力をつけることも大切です。

 便秘は万病のもとです。悪化する前に、しっかり治してあげたいですね。
 「体重測定」   −5月18日(火)−
 昨日と今日、体重測定をしました。体重測定をしていて気になったことがひとつ。
 自分の体重を聞いて、「太った!!」という子が多いんです。
 「太ったかなぁ」「やせてていいね。」なんて会話を聞くと、びっくりしてしまいます。今は成長期真っ盛り、体重は増えてあたりまえなのに、太った・やせたと表現してしまうのは、現代の過剰なダイエット志向の表れなのでしょうか。
 低学年の子でも「ダイエットしてるの。」という子がいたりして・・・、我が耳を疑ってしまいました。ある調査では、小学生の女子で73%、男子でも40%が「自分の体重が気になる」と答えているそうです。
 確かに小児期の極度な肥満は身体に重大な影響を及ぼします。しかし、正しい知識なく安易に体重を減らそうとして、無理な食事制限などのダイエットをすると、成長期の心身に多大な障害をもたらしかねません。
 自分の適正体重を知った上で、正しい知識を身に付け、必要があるならば専門家の指導のもとで体重コントロールをしていけばいいと思います。そうでなければ、この年齢期の体重増加は当然のことととらえ、自分の身体を愛しんでほしいと思います。
   やさしい思い   −5月12日(水)−
 昨日の朝、足が痛いといっていた女の子が母親と一緒に職員室に来ました。
お母様は、痛む足に補助装具をつけたので、配慮してほしいとのことでした。私と担任の先生がお話を聞いている時に、そのクラスの保健係の男の子も話を聞いていました。その男の子がお母様と先生に「僕、保健係りだし、守ってあげるよ!」と言って、その女の子に「大丈夫?」と早速声をかけています。
 朝の礼拝のときも、ちゃんと一番にその女の子のところによって声をかけていました。いつもは私にも気持ちがあまってちょっとやんちゃに接してくる男の子ですが、とっても優しい一面を見つけ、心があったかくなりました。
 他人から促されてではなく、自分から声をかけることができる、そんな優しい心をどんどん育んでいってほしいと思います。
ゆっくり休もう  − 5月11日(火)
 昨日に続いて今日もしとしと雨模様。こんな日は校内もなんだか浮かない様子・・?
 1時間目が終わって、ある子が保健室にやってきました。いつもは元気な子なのですが、昨日はお休み、今日もちょっぴり元気がありません。「なんだか頭が痛いの・・・。」そう言って、ベッドに向かいます。
「ありゃ、朝は元気そうだったのにね。じゃあ熱測ってみようか。熱がなかったらがんばって教室に行ってみようね。」そう言いながら体温計を渡します。
「うん。でも、どうかな。勉強できるかな。少し休もうかな・・・。」そんなことを言いながら熱を測ってみると・・・37.7℃です!「ありゃりゃ!こりゃあしんどいね。おうちに帰って休もうか。」そうしてご家庭に連絡して、お迎えにきてもらって、男の子はほっとした様子で帰っていきました。
 ちょっと体調が優れなくてもがんばって学校にきたのです、できるだけ学校でみんなと過ごせるようにしてあげたいのですが、保健室では原則として37.5℃以上の熱がある場合、また、1時間以上ベッド休養しても教室に戻れないと児童が訴える場合はご家庭に連絡させていただいています。
お仕事をもたれていたり、ご家庭に小さなお子さんを抱えていたりすると、お迎えなどが難しいこともあるかと思います。でも、「しんどい」といって保健室で休んでいてお迎えが来た途端にほっとした顔を見せる児童を見ると、やっぱりおうちの方の優しい顔が一番の薬になるな、と感じます。ゆっくり休んで、翌日からまた元気に学校生活を送りたいですね。
「学校伝染病・制度より」  −2004年5月15日(更新)−

 日本スポーツ振興センター 災害共済給付について

学校の管理下にあって児童が負傷し、医療機関で受診された場合、その療養費が5000円を超えたものについて、日本スポーツ振興センターから災害共済給付の対象となります。必要な手続きを行い、認可されれば、療養費の一部が負担されます。
  給付対象の範囲
 @学校内で授業を受けている時、課外授業(修学旅行・夏期学校・スキー合宿等含む)を受けている時
 A休み時間中と放課後に校内に残っている時
 B通学路
 上記において負傷したもの。また、学校管理下において発生した疾病(例:給食や調理実習による食中毒など)

 給付を受ける際には、申請手続きが必要です。学校で用意する書類とかかった医療機関で記入していただく書類を月毎にセンターに提出します。医療機関に記入していただく書類の様式は保健室にあります(文書料は無料です)。医療機関にかかった場合は速やかに学校にお知らせください。

 かかる医療機関は、病院・医院(診療所含む)、接骨院、いずれでも構いませんが、それぞれ書類の様式が異なりますので、どういった医療機関にかかられたのかお知らせいただけると助かります。給付金は手続き終了後の翌月には支払われますが、遅れる場合もございますのでご了承ください。

 また、児童が負傷し、その原因が第3者にある場合は、加害者に損害賠償責任が生じ、センターの給付と調整が図られます。

@児童間の加害行為による負傷の場合
 この場合は直接は直接加害者が賠償する権利がありますが、賠償の有無にかかわらず、センターから給付金が支給されます。
A 対自動車交通事故の場合
 この場合も加害者側から損害賠償を受けるべきであり、自動車損害賠償責任保険等の請求手続きをとってもらいます。また、ひき逃げ、無保険車、盗難車の場合は、自賠法により責任保険と同様の救済が図られます。

「保健室のお仕事」  −2004年5月10日(更新)−
けがをした児童の応急処置→養護教諭としての診断と処置
体調の良くない児童の経過観察→休養または早退の必要があるかの判断と対応
児童の健康診断と健康実態の把握→各種検診の実施と結果のまとめ
保健情報の発信(保健だよりなど)
日本スポーツ振興センターからの災害給付金の請求窓口
衣類等の貸し出し
児童の相談
保護者からの健康相談
校内の安全管理→水質検査・空気検査・照度検査等の実施
 保健室のはらたらきにご理解をいただき、ご意見やご協力をよろしくお願いします。そして、子ども達を支えるために、充実を図っていきたいと思います。 
新コーナー「保健室」コンテンツ
 保護者の方は、学校での子ども達の様子をいろいろと気にかけておられると思います。登下校・授業・休み時間の過ごし方など…。それを帰宅したお子さんに聞いたり、連絡帳で知ったり、少ない情報の中から1日の様子を膨らませて想像していることと思います。
 そこで、「ホームページでは担任の先生とは違った視点から、子ども達の様子や学校からの健康情報を発信していけたらいいかもしれない。」と思い、「保健室」のページを開設させていただこうと思いました。
 何校か勤めている間、保健室にくる子ども達と話しをしていて、「おうちの人には言えないんだ…。」と聞いて、「もっと(保護者の方に)知ってもらえたら…。」と感じることが多々ありました。
 子ども達は、子ども達なりにその場、状況によって違う顔を見せてくれます。例えば、家庭ではしっかりしている分、学校で先生に甘えている子。その逆に、学校ではしっかりしているのに、家に帰ったとたんに甘えん坊になる子…。そんな一面の気づきになればと思っています。
 初めは、物足りないものになるかもしれません。「こんな情報がほしい。」「こんな風にしてしてほしい。」という意見があれば、遠慮なくお伝えください。皆様と一緒により良いページ作りをしていきたいと思っています。

この「保健室」では、現在5つの項目内容(コンテンツ)を計画しています
・「保健室から」:児童の様子や感じたことなどの情報発信
・「感染症情報」:校内・外で流行している感染症の情報発信(症状や予防策など)
・「保健室のお仕事」:保健室のはたらきや外科処置などの情報発信
・「学校伝染病」:学校伝染病や制度に関する(健康センター給付金含む)情報
・「健康相談など」:(本校児童・保護者の方のための)健康相談等の共有。
(外部の方のご相談はご遠慮ください)
 「保健室」は、随時制作していきますのでご了承ください。また「最新情報」のコーナーから、トップページにページが分散することもあります。ブックマークやお気に入りなどの登録は、小学校のトップページにお願いいたします。制作全体にもうしばらくお時間を頂きたいと思います。