はじめに、
1年生は生活科で「あきをみつけよう・あきをたのしもう」と、虫や木の実など季節の変化をみつけ、楽しんでいます。10月は、どんぐりを使ってどんぐりごまなどを作って遊びました。
どんぐり拾いに行ったとき、「きょねん、どんぐりクッキーおいしかったなー。」と、ある子が言うと「そうそう…。」と、(第一幼稚園卒園の子が)盛り上がっていきました。
それを聞いていた子どもたちは、「どんぐりなんてたべられるの?」「まずそうー」… 「すっごくおいしいんだよ。あまくって、いいにおいがして…。」
「たべてみたいな。」「おいしいかも?」……「せんせい、どんぐりクッキーをつくってみたい!」……と、作ることになりました。(どんぐりを集めや皮をむくなどの下準備は、小学校・幼稚園でそれぞれ行いました。) |
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北陸学院第一幼稚園でゆりぐみ(年長児)と1年生が一緒にどんぐりクッキーをつくりました。 |
 今日の活動の特色は、「ゆりぐみ」さんがすでにどんぐりクッキー作りを行っていていろいろ知っていること。そして「1年生は作り方の手順や分量は知らない」ことです。(卒園生は知っていて、1年生の話し合いの中で少し紹介していました。)
作り方の説明は宮本先生(第一幼稚園)からは全くありません。…でもどうでしょう。写真のように自然に役割分担ができ、1年生も幼稚園の子も一緒に楽しく活動しています。 |
上の4枚の写真は、役割分担や活動の変化の特色がよく表れています。
@では、幼稚園の子がはかりをつかって分量を計測したり作り方を話しているところです。その様子を1年生はじっと見ていました。

はかり方は、「針が○○のところまで」と読んでいます。ボウルの大きさに応じて「0:ゼロ」を合わせているところは驚きです。「どうして合わせたの?」と、後から聞くと、「わかんなくなるじゃん。」ですって。1年生はしっかり様子を見ていました。
Aの写真では、1年生が計量を始めました。それを、幼稚園の子が後ろから見ています。教えてあげている子も教えてもらっている子も楽しそうに活動しています。

Bの写真では、1年生が作り始めました。「○○しなさい。」と言われたのではなく、自分たちで始めました。
1年生が作業をしているとき、幼稚園の子達は、次の作業に取りかかっています。バターやボウルを取りに行ったり…少しずつ後片づけをしたり。自然に役割分担が出来てきました。
Cは、一緒につくったどんぐりクッキーをオーブンのある調理室に運ぶところです。
160℃で10分…。10分という時間が「なが〜く」感じました。そして、クッキーのよい香りが部屋の中いっぱいに広がり…廊下にも〜!
できあがりました。とってもよい香りです。クッキーの香りを確かめている子もいました。お祈りの後、みんなで食べました。「おいしー。」
おいしいどんぐりクッキーの味と香りをお届けできないのが本当に残念です。
1年生はおみやげに、クッキーを5こ持って帰りました。 |
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  今回の活動は、自然を生かして「どんぐりクッキーをつくる」活動から子どもたちがどのように、学び合い(人との関わりの中で生き生きと活躍できる場の工夫)、思考や興味・関心を広げて深めていくかなどをテーマとしています。
さて、今回の計画で実際に出来なかった点があります。それは、「一緒にどんぐりを集める活動」です。
今年(2006年)は、どんぐりが少なく、三小牛キャンパスでも量が集まりません。1年生はキャンパス内にあるドングリの木を事前に調べて、幼稚園の子に教えてあげる計画をしていましたが残念でした。(保護者の方にも協力していただき、出かけたところで集めていただきました。) |
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 1年生の感想メモより
どんぐりクッキーをこねるのがおもしろかった。二人ともだちができてうれしかった。(かおり)
こなをふるのがたのしかった。ようちえんの子がとてもやさしかった。(あんな)
さいしょはどんぐりがまずそうだったけど、できあがったらおいしかったのでびっくりしました。(ありな)
おもさをはかるのがたのしかった。(たいち)
ようちえんの子たちは、せんせいからおしえてもらって、いっしょうけんめい1ねんせいにおしえてくれました。なんてすてきなようちえんだとおもいました。(ゆき)
「うれしかったことは何?」と、聞くと1年生は「おしえてもらったこと!」と答えてくれました。
幼稚園の子(ゆりぐみ)は4回目になり、準備や計量、役割分担が上手になったと、報告がありました。
計量〜作るまで、自分たちでやった満足感もあるでしょう。経験や知恵が活動によって広がり、充実した内容になりました。
互いに学び合うところに、豊かな交わりと子どもたちの力を感じました。
ドングリクッキーの作り方(北陸学院第一幼稚園HP) |