| 「ほね」 保健指導より |
本校では2ヶ月に1度体重測定を行い、4月と9月に身体計測(体重と身長)を記録しています。(4月は視力・座高も測定)
さて、計測の後の時間(10〜20分)の時間を利用して、養護の西村先生から保健指導があります。(保健の指導は担任も行います)
今回は、西村先生の「ほね」のお話を紹介します。 |
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今日は1年生のみんなの体重を測っていてうれしかったことがあります。
一つは、手と足のつめがきちんと切ってあって、おうちの人に愛されていることが分かったからです。
(身体計測では、体の様子や爪なども見ています。)
もう一つは… 「たいじゅうがふえてた。」
そうです。ちょっとやせた人は風邪をひいたからです。でも、すぐに戻ります。
体重が増えるということは、みんなが給食をよくかんで食べているからです。食べたのものはみんなの中で何を作っているでしょう。 「ほね。」 「おにく。」
そうだね。
今日は、骨のお話をしましょう。みんなの体は上にも横にも大きくなります。骨はまっすぐになっているのではなくて、曲がるように… 「わかった、ほねとほねのあいだにかんせつがあってまがるんだ。」
そう、骨と骨の間に関節があります。
 これは、6ヶ月の赤ちゃんの手の骨です。そしてこれは、14歳6ヶ月の骨です。違うねー。
赤ちゃんの骨は、生まれたときは350本の骨があります。大人になると…増えると思う人 「ハーイ!」 ざ〜んねん。 「えー!ふえるとおもったにー。」
大人になると減るんです。赤ちゃんは骨が柔らかくて骨がバラバラになっていますが、大人になるとつながっていくんです。
大人の人は人によって違いますが、骨がつながって210本ぐらいになります。

転んだときなど、骨と骨のあいだが(関節)グニュっとなって曲がってしまうことがあります。だから先生は、まっすぐにしてシップをして動かないようにします。痛いときは保健室に来てください。
釜土先生や西村先生は「給食を残さないで食べましょう。」と言います。それは、食べ物の中に栄養がいっぱい入っていて(カルシウム)、みんなが見えない体の中で、骨がつくられているからです。  
(−養護教諭西村先生のお話より−) からだtop |
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| 「便秘の話」 |
尿とぎょう虫検査・寄生虫検査がありました。
ところが寄生虫検査の方は、なかなかそろいません。忘れてきたと言う子ども達から話を聞いてみると「だって出ないんだもん」と一言。低学年の子ども達でもこんなに便秘するものなのか、と驚いてしまいました。
私も幼少期から(実は現在でもなのですが・・・。)かなりの便秘症でしたが、他の人と便の話などしませんから、当時は便が毎日出るものとはまったく思ってもなく、何日も出なくても普通だと思っていました。きっと、便秘症になっている子ども達のほとんどがそうなのだと思います。
私は幼少時、偏食で食も細く水分もあまり取らない、典型的な便秘体質でした。現代の子ども達も、食が細く、野菜や海藻類をあまり食べない子が多いですね。
たかが便秘、と思っても、便秘によって様々な症状が現れ、日常生活にも影響が出ます。人間の体内は37℃前後ですから、真夏の酷暑以上の暑さです。そこに便秘をして食べ物のかすを溜め込めば、真夏の生ごみ捨て場と同じ状態になり、腐敗・発酵が起こり、悪臭プンプン、有害物質が生じ、身体中に悪影響を及ぼすのは容易に想像できます。
肩こり、腰痛、のぼせやすい、食が進まない、イライラする、気力が出ない、よく眠れない、等の症状が出ると、学校生活にも影響が出ますね。 他にも、肌が荒れたり、冷え性になったり、便秘が悪化すれば、大腸がんや高血圧、蕁麻疹、喘息、アトピー性皮膚炎なども引き起こす一因になります。
便秘改善には食生活と運動不足の改善、朝の排便習慣をつけることから始めると良いです。食生活は、便秘の種類によって改善方法が違うので、まず便秘の種類を見極めることが大事です。腸の運動が弱く、便意を感じにくい弛緩性便秘の場合は、食物繊維の多い野菜を火を通してたくさん摂り、便の量をふやすことで便意を感じやすくすると良いです。大腸の運動が強すぎてけいれんを起こしてしまい、コロコロの便が出るタイプのケイレン性便秘の場合は、繊維の少ない消化の良いものを食べ、腸の刺激を取り除くことが大切です。どちらの便秘の場合も、朝食をしっかりとって、朝の便意をつきやすくすることと、腹筋を鍛え、りきむ力をつけることも大切です。
便秘は万病のもとです。悪化する前に、しっかり治してあげたいですね。
(−養護教諭切絵先生より−) からだtop |
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| 初経指導 |
5年女子児童を対象に、1時間の枠をいただいて「初経指導」を行っています。 最近の子ども達は体の発達が早くなっていて、それに伴って初経を迎える時期も早くなってきています。早い子では9歳に初経を迎えた、という例も報告されているそうです。 学校では同一時期に一斉に指導することになりますので、どうしても一人ひとりの発育に合わせたきめ細かい指導が困難です。しかし、何の知識も心の準備もなく突然初経を迎えたら、子ども達はとても不安に思うことと思います。 ご家庭でも、少しずつ体の変化や性のことについてお話されていっていただきたいと思います。 さて、今回の初経指導では以下の事項を指導しました。
@ 女性の内性器の模型を使いながら、月経の起こるしくみを簡単に説明 A 初経のくるサイン B 月経周期と基礎体温の測り方、 C
月経痛とPMS(月経前症候群)についての説明に合わせて鎮痛剤の服用のこと D
実際にナプキンやサニタリーショーツを用いた手当ての仕方と後始末の説明 E タンポンの紹介と使い方 F
月経時の注意事項(服装やショーツの洗い方、入浴についてなど) G
病院受診が必要なときはどんなときか |
これらのことを、私自身の体験なども交えながら話していきました。すでに月経のきている子もまだの子も、真剣に話を聞いていました。 最後の質問の時間には、女性特有の病気のことについて、男女の産み分けはできるのか、といった質問もありました。この質問については、子どものわかる範囲で簡単な説明をしました。
今回指導に当たる前に、様々な資料を集めて補助教材を準備しました。この段階でその様子を見た児童が、いろいろ興味をもって自分達でも本を見たり私に質問したりしていました。 低学年の子も「これなぁに?」と言って内性器の模型を覗き込んできました。そのときには「ここで赤ちゃんが生まれるまで過ごす大事な部屋だよ。女の子のお腹にあるんだよ。」と説明しました。 どの年代の子達も性のことに対する関心が高いことがとてもよくわかりました。しかし、今の時代、様々な性情報が氾濫し、間違った知識を得てしまう可能性があります。そういった情報に接しても正しいものを見分ける力をつけることが重要だと感じます。
今回は初経指導と言うことで、女子児童のみ対象にした月経の手当てについてを主体にしたものを実施しましたが、男子児童にも精通指導や性に関する指導が必要かな、とも思っています。 女の子の場合は自分自身の経験や準備のこともあって具体的に話をしやすいですが、男の子に関しては、自分の身に起こることではないのでなかなか話しにくいというお母様が多いのではないかと思います。
学校でこんな指導をしてほしい、こういう話をしたいのだけどどう話を持っていけばよいか、などの要望・相談があればいつでも保健室に言っていただきたいと思います。
(−養護教諭切絵先生より−) からだtop |
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