桜茶をつくろう北陸学院小学校
アーカイブ情報:第6回までのオーストラリア旅行
 日本は小さい国土に1億2千万人の人間が速いテンポで生活し、1kuに342人住んでいる国。オーストラリアは総人口が約1870万人。日本と比べると約8分の1。国の広さは、なんと日本の20倍。1kuに平均2人の人間が住み、羊の数の方が多いという国です。
 旅行では2つの目的がありました。一つは姉妹校であるジブゲイトスクールのお友達、先生、そしてホームステイの家族の方々と親しいおつきあいをすること。 もう一つは、何でもやってみよう!という態度です。日本とちがうところをたくさん発見し、どんなことにも挑戦することでした。

 特集!オーストラリア旅行 1日目 −2008年8月17日−
 8月17日〜23日の日程でジブゲイト校訪問旅行に行ってきました。たくさんの思い出を持って、学校に到着したのが24日午前2時。
 先週の今頃は…と思うと、長いようであっという間の時間に感じました。
 HPでは「先週の今頃」を振り返りながら、順に旅行報告をしていきます。驚きがあり発見があり、どれもこれも学習でした。
 HPをご覧のみなさまも一緒にオーストラリア旅行にでかけましょう。

 1日目〈出発式〉いよいよオーストラリアに出発します。楽しみにしていた旅行!
 でも、外国・1週間…という旅行は初めての経験です。出発前日、不安になりお母さんにくっつく子、泣き出す子もいたようです。(出発当日の保護者の声より)

 大きな期待と不安で迎えた出発式は17日(日)午後12時30分に北陸学院国際交流センターで行われました。
 児童代表の5年たろう君は、「…お父さん・お母さん、オーストラリアに行かせてくれてありがとうございます。帰ってきたらたくさんオーストラリアの話をするので聞いてください。」と、あいさつがありました。
 そして、この旅行が多くの方のご理解とご協力によって続いていること。貴重な体験と多くの実りがあることを願ってお祈りしました。

 「行ってきます。」「行ってらっしゃい。」その言葉に込められた意味を、出発のときに確かめたのです。

 〈関西国際空港からシドニーへ〉
 オーストラリアは南半球の大陸です。北半球とは違う生物や環境があります。そのため、入国審査は他国に比べ厳しく制限されています。(お菓子類も厳しいですね。)
 制限や禁止…そうした中で学びます。「めんどくさい。」は、自分勝手な思い。でも、制限を守ることで環境を守ることができるのでしたら大切にしたいですよね。

 子ども達はきまりを守ることを本当に大切にしていました。何度もこれはだめかな?と聞いてきました。説明をする添乗員の西尾さんや先生方…ていねいに話をしました。それは、「守ること以上にその理由」を知ることが大切だからです。

 出国手続きからオーストラリア入国まで、手続きの一つひとつも大切な体験です。
 空路シドニーへ(ブリスベーン)そして、2日目になります…(つづく)

 特集!オーストラリア旅行 2日目 −2008年8月18日−
2日目〈シドニー〉
 ブリスベーンを経由し、入国手続きを経てシドニーに着きました。
 シドニー空港を出てまず感じたこと。「寒い寒い。やっぱり冬だ。」と子ども達。
 オーストラリアは南半球ですから季節は北半球と反対に冬です。分かっていても実感すると感動があります。また、英語の看板や文字、聞こえる英会話が「オーストラリアに来たんだ。」と感じました。

 市内レストランにて昼食後、ミセスマッコリーズチェアーの所へ行きました。
 19世紀前半、マッコーリー総督婦人が故郷イギリスを懐かしみ、港に入ってくる船を見ていた場所だそうです。オペラハウスとハーバーブリッジが展望できるこの場所で、記念撮影をしました。
 この場所で写真を撮るときは「ハイ!チーズ」ではありません。シドニーに来ているのですから「シドニー!」と言うのが正式?の撮り方です。
「シドニ〜パチッ!」の写真です。


 次にタロンガ動物園に行きました。タロンガとはアボリジニ語で「海が見える景色」という意味だそうです。オーストラリアのコアラやカンガルー、ワニ…
 身近に見ることができた子ども達は、大騒ぎでした。

 シドニーの夜景を見ながら夕食…雷が鳴り、雨が降り始めました。
 3日目は、いよいよジブゲイト校に行きます。(つづく)
(写真の一部がアナログ撮影のため、デジカメ写真のみの掲載になっています)

 特集!オーストラリア旅行 3日目 −2008年8月19日−
3日目〈ジブゲイト校訪問1〉
 シドニーのホテルからジブゲイト校のあるミッタゴンまでバスで1時間半かかります。ビルの多いシドニーから、しだいに視界が広くなっていきました。「北海道みたい!」と、言った子がいました。馬や羊がいて草を食べています。でも、季節は冬の色。緑の牧草…ではなく枯れ草の色です。

 いよいよジブゲイト校に到着しました。ジブゲイト校の先生方が「ハロー」と声をかけてくださいました。


 11時から対面式…両校校長先生のあいさつのあと、児童代表がそれぞれあいさつしました。「オーストラリアで一緒に楽しく過ごしましょう。」「よろしくお願いします。」と。
 ホームステイ先の子と初めての対面。緊張しながら、でも笑顔で握手しました。

 対面式が終わると昼食の時間になりました。今日はスペシャルランチ!「和食」です。ジブゲイト校のみんなと食事をしました。

 いなり寿司、お好み焼き…。そして「お箸」がついています。お箸の持ち方や使い方を教えてあげている子がいました。ジブゲイトの子でお箸を上手に使う子もいます。また「変な持ち方だったけれど、一生懸命だったよ。」と、嬉しそうに話してくれた子もいました。
 ジブゲイト校の先生方の心遣いです。子ども達は少し緊張がほぐれたようでした。


 ランチが終わると、フリータイム。ジブゲイト校はグランドを含めて広い敷地です。学校の周りは自然が豊かにあり動物たちも多いようです。(動物のふんがたくさんあります)ウォンバット…。ユーカリの木。歩いていると、本校に似ているような思いがします。
 左の写真の右側に咲いているピンクの花は「サクラ」です。

 2時からアボリジニのショーがありました。アボリジニはオーストラリア原住民と言われ、ディジュリドゥ(世界最古の管楽器)の演奏や踊りを楽しみ、オーストラリアの文化を知りました。
 ブーメランやアボリジニの絵はよく知られていますね。
 

 気がつくと、もう3時。ホストファミリーの方々が迎えに来てくださいました。大きな荷物を持って…笑顔で「Good-bye」

 ホームステイは、お客様ではなく家族として迎えられます。どのように過ごしたのでしょうか。(つづく)

特集!オーストラリア旅行 4日目 −2008年8月20日−
4日目〈ジブゲイト校訪問2〉
 ジブゲイト校訪問2日目は、ホストファミリー宅から登校しました。
「よく眠れた?」と聞くと、「よく眠れた。」という返事。また「昨日はスーパーに連れて行ってもらった。」「ホストファミリーのお母さんに日本語を教えてあげた。」「○○ちゃんと一緒に遊んだ。」「馬に乗せてもらった。」…と、楽しかったホームステイの話が次から次へと出てきました。

 今日最初のプログラムはブーメランづくりです。アボリジニの絵のデザインをまねして、ジブゲイトの子と一緒に絵を描いていきます。のぞきあったり教えてもらったり…。

 10時を過ぎた頃から「モーニングティ」の時間になりました。家から持ってきたお菓子や飲み物を食べたり飲んだりしながら楽しく過ごす時間です。日本の学校にはありませんよね。

 ホストファミリーの方が用意してくれたボックスの中には、モーニングティ用のお菓子や飲み物、ランチが入っています。
「先生!(日本の)学校にもこんな時間があればいいのに。」…ですって。


 モーニングティが終わると、10のグループにそれぞれ分かれて、ゲームやスポーツを楽しみました。
 なわとび、ゴルフ、フリスビー、バスケットボール…「あそびましょう。」と、日本語で声をかけてくれた子もいました。そして、ランチタイム。

 午後のプログラムは…へび、ハ虫類の学習です。実際に触れてみるだけではありません。首に巻いて…。キャー!?…
 でも、子ども達は興味を持っていたようです。
「触ったらつるつるしていて気持ちよかった。」貴重な!体験です。
 さて、楽しい活動はあっという間に過ぎていき、下校の時刻がすぐにきてしまいました。


 一度ホストファミリーの家に帰り、ホストファミリーの方と一緒にお別れパーティ会場まで出かけます。パーティ会場まで1時間。牧場の中にあります。

 一緒に食事をし、ダンス、ダンスそしてダンスが続きます。ホストファミリーとの楽しいひととき、交わりがさらに深くなっていきます。「明日、お別れだなんて信じられない。」と、話してくれた子がいました。

 子ども達の様子から、家族として受け入れておられるホストファミリーの温かさを感じました。そして、写真を、何枚も何枚も撮りました。この時をいつまでも残しておきたかったのだと思います。

 さようなら、Good night.…とホストファミリー宅へ。明日はお別れ会です。(つづく)

 特集!オーストラリア旅行 5日目 −2008年8月21日−
5日目〈ジブゲイト校訪問3〉
 昨日の朝の登校とは違い、ホストファミリーと抱き合う姿があちこちで見られました。今日はお別れの日です。
 一緒に教室へ行き、9時からお別れ会が開かれました。

 一緒にウォシングマチルダを歌いました。この歌はオーストラリアの第2の国歌と言われ、ジブゲイト校との交流の時に必ず歌っている曲です。
 ジブゲイト校児童の歌や演奏に耳を傾けました。日本語の歌には、一緒に口ずさみました。

 本校児童は、芋掘り藤五郎の話から、金沢と三小牛の地名の由来を絵本を拡大コピーして紙芝居にし、日本語と英語で発表しました。
 練習が少なかったのですがしっかりと発表でき、ジブゲイト校のみんなも目を輝かせて聞いていました。実はジブゲイト校のみなさんに、日本からのおみやげとして「金箔入りの飴」を届けたので、興味が広がったのかもしれません。

 また、6年のみちよさんが日本舞踊をおどり、ジブゲイトの皆さんによろこんでいただきました。

 最後に、両校児童のメッセージがありました。
 ジブゲイトの子は日本語で、楽しかった思い出を話してくれました。そして、本校代表の6年生のさらさんも…そして、日本に来てください。待っています。と英語で話しました。「(日本語で)ありがとう。さようなら」とメッセージを終えると大きな拍手がありました。


 楽しかった交流一つひとつが目に浮かびます。お別れ会の中の最後の方で、ジブゲイト校の先生方が撮ってくださった写真がスライドで紹介されました。写真の数は104枚。
 お別れのメッセージと写真が重なります。(紹介された写真はデータとしてプレゼントしていただきました。)

 お別れの時間が近づいてきました。悲しい思い…もありますが、楽しく過ごしたい気持ちが伝わってくる最後のモニーングティの時間でした。

 さて毎年、涙・涙・涙のお別れになるのですが、今年は少し違っていました。それは、ホストファミリーの子が今年の10月に日本に来てくれるからです。
「また、日本で会える。」そうした思いだったのでしょう。でも全員ではありません。何人かの子は、これでお別れ…。自然に涙が出てきます。抱き合う子ども達がいました。
「(泣いていない子に)日本でお別れするときは2倍の涙が出るね。」と話すと「本当にそう思う。」と、話してくれました。
 Come and visit us in Japan.(日本に来て) Good-bye.(さようなら)が、心の底から出てきました。

 出発のバスは、なかなか出ることはできません。少しの時間も今は貴重な時間なのです。バスが動き出したとき、ジブゲイト校の子が泣き崩れる子がいました。お別れが本当につらかったですが、また会える…と思いながら手を振りました。

 今回の旅行が「オーストラリアの旅行」ではないことをはっきりと示しています。ホームスティを通して感じた一つひとつにこの旅行の意味があります。(つづく)

 特集!オーストラリア旅行 6日目 −2008年8月22日−
6日目〈ケアンズ、グレートバリアリーフ〉
 ジブゲイト校とお別れをして、シドニーから空路ケアンズへ行きホテルに宿泊しました。ケアンズ空港についてまず感じたこと。「暑い!」
25度ぐらいでしょうか。シドニーと比べると10度以上も差があります。南国の植物が目に飛び込んできました。

 貴重な体験となったジブゲイト校訪問とホームステイ、6日目には緊張は…ありませんね。それでも、ホテルで何かをお願いするときは英語…。5年のみずきさんが使い捨てカメラのフイルムがなくなり、カメラを買おうと円からオーストラリアドルへ換金…英語で…。フロントへ行くと「(日本語で)こんにちは…???」
 日本人スタッフでした。ジブゲイト校のミッタゴンでは感じなかったのですが、シドニーやケアンズなどの観光地スポットには日本人が多く、日本語があちこちで聞こえてきます。引率の金子先生より「今日の一句」です。「オーストラリア どこへ行っても 日本人」

 6日目はケアンズよりフェリーに乗って、美しい海と珊瑚に囲まれた、グレートバリアリーフ(グリーン島)へ行きました。
 ケアンズからフェリーで1時間ほどで到着。「うわあ!海の底が見える。先生、天然水で売れるよ!」透き通った青い海が印象的です。

 珊瑚礁の海を見るため、船の底がガラスになっているグラスボートに乗りました。珊瑚礁が美しく、色鮮やかな魚たちが泳いでいます。「ニモ(ディズニーのキャラクターでカクレクマノミ)いないかな。」と探しました。あ!いた。イソギンチャクの間から見えました。
 また、海にも入りました。水は少し冷たかったのですが、海水浴の場所は遠浅になっていて砂地が続いているところです。

 天気は次第に悪くなり、帰りのフェリーに乗った頃から雨が降り始めました。ケアンズでの食事は雨の中をレストランへ歩いていきました。
 この時期の雨はめずらしいそうで、1ヶ月ぶりの雨だそうです。本来ならば強い日差しのオーストラリア、日焼けに気をつけなくてはならないところですが、良かったのか悪かったのか…不思議な思いでした。

 さて、夕食はステーキ。子供用でも200グラムあります。大人は400グラム。お腹はもちろんいっぱいです。
 ケアンズに宿泊し、明日は日本への帰路になります。(つづく)

 特集!オーストラリア旅行 7日目 −2008年8月23日−
7日目〈ケアンズから日本へ〉
 23日の朝のケアンズは、これがオーストラリアの青空!という天気です。日差しが強くまぶしいです。
 ケアンズのホテルで2泊し、今日は日本へ帰ります。子ども達は、
「和食が食べたくなった。ごはんにお味噌汁。漬け物、チャーハンにスパゲッティ?…」きっと家庭の味が恋しくなったのだと思います。

 オーストラリアに来て、すてきなところをたくさん見つけました。またたくさん知りました。さらに気づいたことがあります。それは日本のよいところ。
 それぞれに良さがあり、すばらしい環境がある。日本にいると気づかなかったことも改めて知るときとなりました。
 そして、国は違っても同じところがありました。お互いを思う心、温かい家庭です。

 ケアンズでは、おみやげの時間をゆっくり取ることができました。「どれにしようかな。」と選ぶ一人ひとりに、家族やおじいちゃんおばあちゃん…を思い浮かべていたことでしょう。

 関西国際空港に到着したのは午後8時25分。大阪は雷が鳴り、バケツをひっくり返したような豪雨でした。高速道路はノロノロ運転…。

 学校到着は24日午前2時を過ぎていました。遅くなり申し訳ございませんでした。 さて、子ども達からどのような「おみやげばなし」があったのでしょうか。

(つづく、次回は「ありがとうございました」)

特集!オーストラリア旅行 ありがとうございました 
 オーストラリアで、小学生が先生と旅行している風景は注目を集めました。何人もの日本人の方から声をかけられ「え?ホームスティされたんですか。」と、驚かれました。そしてある方は、「え?一人で泊まったんですか。」と。

 小学生が海外でホームスティをする活動はあまり聞きません。また、小学校での行事…というのも珍しいです。

 海外でのホームスティは、生まれて初めての子ども達です。ホームスティを終えた子ども達から「また、ホームスティをしたい。」という子が何人もいました。
 学校長の高田先生は「小学生が家族と離れて外国に行くだけでも勇気がいると思う。ホームスティはもっと大変だ。」と。…誰もがそのように考えます。

 本校のジブゲイト訪問旅行は7回目を迎えました。「オーストラリア・ジブゲイト校訪問旅行」のようなプログラムができるのは、ジブゲイト校と本校が姉妹校だからですが、何よりジブゲイト校の先生方と保護者の方の温かいご理解とご協力があるからです。
 そして「楽しかった、また行きたい。」という声に、貴重な体験があったことを感じました。また教員も、ジブゲイト校の取り組みや精神の一端を知ることができとても有意義な時間となりました。

 ジブゲイト校の先生方・保護者の皆様、温かいお心遣いありがとうございました。また、本校保護者の皆様のご理解とご協力に感謝いたします。

 ジブゲイト校のみなさんが10月に来校されます。
 子ども達は「あと1ヶ月ちょっとだね。」と楽しみにしていました。そして、先生方は…交流のプログラムや準備について思いを巡らせています。

 このジブゲイト校との交流は、保護者の皆様のご理解とご協力があってこそできるプログラムです。
 互いに学び合う子ども達を、皆さんと一緒に応援していきましょう。(完)

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