教育理念

北陸学院の教育理想 Hokuriku Gakuin Mission Statement

神を畏れ、国を想い 人を愛する
We believe in God, appreciate our country, and love our neighbors.

 北陸学院の建学の精神は,「主を畏れることは知恵の初め(Beginning Foundation―詩編111:10)」という聖書のことばに凝縮されている。この不変の真理に立って,私たちが はぐくまれてきた「歴史と文化」(国)への責任と愛を自覚しなければならない。そして「隣人(世界)を自分のように愛して」(マルコ12:31)生きるものでありたい。

生かされている自分を活かす
We seek to use our God given gifts and talents.

 私たちの生は授かったものである。精神も肉体も神から貸与されたものである。
自分に授かった賜(たまもの)としての<私>をできるかぎりに活かして,この恵みに応えなければならない。感謝→発見→努力,という自己開発の道がひらけてくる。

アタマをきたえ、カラダをつよくし、ココロをみがく
We seek to develop our mind, body, and spirit.

 人間存在は、アタマ(mind,精神・頭脳・知性)とカラダ(body,肉体・筋力・骨力・技能 )とココロ(soul,魂・人格・心)の三位一体的な総合である。どの一つも欠けてはならない。私たちは全人的な鍛錬と成長をめざす。

建学の精神について

北陸学院・理事長 楠本史郎

 北陸学院建学の精神は、旧約聖書の詩編111編の「主を畏れることは知恵の初め」という言葉にあらわされます。1885年(明治18年)にメリー・ヘッセル先生によって創設されてから、継承されてきました。
「主を畏れる」とは、恵みの神を敬い、愛することです。
「知恵の初め」とは、人が真実に良く生きるための土台となるものです。
神を畏れることを知ると、謙遜にされます。すべての人が、神に造られ、愛される、かけがえのない命であることを知ります。それでこそ、知識や学問が活きたものとなります。

 私たち北陸学院はこの土台の上に立ちます。幼稚園・小学校・中学校・高等学校・短期大学部・大学の各グレードで、力をつくして成長と充実をめざします。ルーズなこと、まちがったことを安易に認めるのではありません。むしろ甘えず甘やかさず、きびしい鍛錬に取り組みます。そうして、真の楽しさ・やさしさ・香気ある品位を生み出したいと願います。

 いま教育の面で日本に必要なものが二つあります。一つはグローバル・スタンダード、つまり世界に通用するということです。もう一つはナショナル・アイデンティティ、つまり自分たちの文化的精神的背骨をしっかり作りあげるということです。
 世界の諸国の人々を理解し、受け入れ、手をたずさえて活躍します。そして伝統的な精神文化の美しさをいよいよ磨きあげていきます。そのために、大きな広い、そして確固とした精神的土台が必要なのです。私たちは奮い立ち、喜び勇んでこの目標をめざします。

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