受験生の方

ほくりくがくいんだいがく「赤ちゃん・サロン」2018年4月27日㈮

2018/04/28 (土)

 2018年度第1回「赤ちゃん・サロン」を開催し、本学幼児児童教育学科4年生3名がスタッフとしてデビューしました。今日は、2歳の女の子、3カ月の男の子がいらしてくださいました。また、本学科目「キャリア・デザインⅢ」に学ぶ学生7名(2年生)が加わり、人が人を包み込むような空間でゆったりと過ごし遊びましたよ。スタッフ学生は、2歳の子の「チョキ!!」と言いながら指を2本立て見せてくる姿に応じ指先を使ったままごとをしたり、3か月の子と目と目を合わせて会話をし抱っこやオムツ替えまでさせていただいたり、人と人との関わりを基盤とした本物の「乳児保育演習」を展開しました。

 

次に、学生スタッフの声を綴ります。(◇☆と続きます。)

◇年齢によって遊びの注目するポイントが違うことをあらためて実感しました。○○○ちゃん(2歳児の子)は初対面で会う大人が沢山いて表情が硬くなっていたが、一緒に「ぽっとん落とし」や「ままごと」をしている中で、音のするオモチャや形が変わっているものに対して興味を持っていることが分かった。また、□□くん(3ヶ月の子)は大人が口で音を鳴らすとニコっと笑って反応していて、子どもによって興味が湧くポイントが違っていて面白かった。

次回は、環境全体が1つの空間として遊べる場所にしたいです。今日が2018年初めてのサロンとなりました。1月2月は大雪で休室となったため、事前準備が行き届かなかったかもしれませんが、大事な出会いの時となりました。

☆準備:環境設定が大変だと感じました。布の配置の仕方の工夫や子どもの動きを想像しておもちゃを配置していくことは中々難しかったです。未満児の環境設定を行うことはあまり実習でもなかったのでとても悩みました。また、授乳室の確保のことは最初の設定中思いつかなくて教えていただき気づくことができました。遊びだけでなく生活の中でおこることについてもしっかりこちらで確認しておくことが大切だと思いました。さらに準備すればよかったと感じたことはオムツを替えやすいように専用のシートや汚れていいもの、心地よく使ってもらえるような設定も考えておくべきだなと感じました。

遊び:お絵かきコーナーは、私の中では机に敷いた紙にクレヨンで自由に描いて欲しいという思いから設けました。しかし、〇〇〇ちゃんの行動から、その環境は遊び空間としてみたのではなく1つのテーブルがあると言う感覚で、確かに中々近づいてお絵かきしないなとは思っていましたが、お絵描きする紙をテーブルクロスのように敷いたので、○○○ちゃんは描くための紙としてみていなかったことが分かりました。もしあの時あの紙に何か絵を描いていたら、2歳の〇〇〇ちゃんが描こうとするキッカケになっていたのかなと思いました。

2年生から「赤ちゃんの抱っこは怖かった」という感想が上がりましたが、共感ができました。私も赤ちゃんに対してのイメージは上手くは言えませんが「グラグラ」「ふにゃふにゃ」していて大切にしないと壊れてしまうようなそんな感じで、触るだけでも緊張してしまいます。なので二年生達の感想は私的にとても共感ができました。

次回では今日足りなかった準備物をしっかり用意できるようにし集団で遊べるような環境を設けたいと思いました。

以上です。

 

「赤ちゃん・サロン」では、集う1人1人が心動かされ、育ち合う空間を創り上げています。

本学の4月聖句テーマは「選ばれる」です。参加する子も保護者も学生スタッフも後輩の学生も教員1人1人も、神様に選ばれて、今日この時が守られましたことを神様に感謝いたします。

次回、5月は25日金曜日10時より開室いたします。参加をお待ちしています。
担当:本学教員(熊田凡子) kumata@hokurikugakuin.ac.jp