青年の心理 第1回「青年心理学とは何か」
ガイダンスとオリエンテーションを含む
単位数 = 2単位
担当者 = 中谷智一(北陸学院大学短期大学部 食物栄養学科 教授)
- 授業の概要
諸君らが現在過ごしている時期=青年期について考える。人生全体から見て、どんな時期で何をしておかなければならないのか? 発達心理学で云う「青年期の発達課題」とは何か?を基本に、細かく見ていく。
- テキスト
使用しない。担当者自作のレジメ(と云うか、肉声での補足が出来ないため、半ば諸君らに宛てた手紙のようなもの=現在のこの形式)を用いる。
- 履修の進め方
定期的にホームページ上にアップロードするので、自学自習ののち、課題を期日までにメールに添付して提出すること。基本的にワードの利用をお願いする。質問や課題の提出はe-mailを利用して行なう事とする。
- 評価方法
- 決められた時期までにレポートを提出する
- 提出期限が守られていることを条件に、課題にそって、また自己をふりかえって内容が書かれているかを基準に評価する。
- 各単元のレジメを読み、学習し理解したことと自分出考えたり疑問に思ったりしたことがレポートに含まれている事をレポートの必要条件とする。各提出レポートは各回A-4(1200字)1枚程度
- レポートの締切
- 第1回〜第4回:11月11日(金曜日)
- 第5回〜第8回:12月16日( 〃 )
- 第9回〜第12回:1月20日( 〃 )
- 第13回〜第15回:1月31日( 〃 )
- 期末のレポート:A-4 2400字以上
(課題は12回を超えたあたりで、期日その時に提示する)
- 指定図書
な し
- 参考図書
なし(指定図書・参考図書は指定しないが、受講の間に読んだ本があって、それを参考に考えたりした場合は「著者名・タイトル・出版社名・出版年」をレポートに明記する事。
- 授業計画
第1回 青年心理学とは何か:ガイダンス・オリエンテーション含む
第2回 代表的な青年期観
第3回 青年心理へのアプローチと課題
第4回 身体的発達と心理的影響:body image・性の問題・「らしさ」
第5回 自己意識:自分とは何者か?
第6回 対人関係・社会参加・進路選択と学歴社会=就職と就社
第7回 社会環境:モノは豊かにあるけれど…
第8回 適応:適応障害と過剰適応
第9回 自立:ピーターパンとシンデレラ
第10回 自立の視点
第11回 大人になること:義務と責任
第12回 自分を生きる(その1):ペルソナ
第13回 自分を生きる(その2):本来の自分
第14回 自分を生きる(その3):他者との関係
第15回 青年心理の今日的課題
第16回 まとめとふりかえり