⇒人間の「性」は生物的次元と社会的次元から支配を受けている。性的成熟が生じることはまさに生物的次元からの支配であり、自分の意志に基づくものではない。同様に性的欲求が生じる事も生物的次元から支配されている事を示す。他方、こうした生物的次元から生じる性的欲求や性衝動に対して、それを制限したり、促進したりするのが社会的次元からの支配。
⇒第二次性徴の発現を契機に、青年は自己を実態を伴った男性或いは女性として捉えるようになるが、身体的相違だけではなく、男らしさや女らしさと云った社会的に形づけられた行動も社会から期待されるようになる。そのため、自分が男であること、おんなであることを多様な面から吟味し、受け入れていくことがこの時期の課題となる。具体的には@生物としての「性」、A各性別に割り当てられた社会的期待としての「性」、B人間関係における男女間の「恋愛関係」がテーマとなる。
性的成熟(生物学的)に伴い、身体が変化する。=body imageも変化せざるを得ない。
<生物的「性」を受け入れる=社会的に自分を位置付けている。>
上のグラフから何が読み取れるか?(細かいところではなく、大勢を見て)