地域教育開発センター

被災地支援ボランティア第5次派遣報告 Part1

2012/12/05 (水)

今年度最後となる陸前高田市へのボランティアが終了しました。

1.「みんなの家」での活動

「みんなの家」という被災者のコミュニケーションスペースを作るお手伝いをさせて頂きました。一日目には、施設を管理する菅原さんから大震災発生当 時のお話を伺った後、屋外に積み上げられている薪を乾燥させるための作業を手伝いました。二日目には一日目の作業に加え、焼き芋用の燃料の運搬、木の先端 を鉈で削り杭を作る作業などを手伝いました。どれも初めての体験で戸惑いましたが、地域の方から「立派や!」「ありがとう」と声をかけて頂きながら楽しく 作業をすることができました。

 

2.「花壇づくり」

花壇づくりでは、まず枯れたコスモスの茎や根を刈り取る作業を行いました。東北の寒さに土は凍り、霜柱が立つほどでしたが、来年この地にまた新しい花を咲かせるためにもと皆で作業に取り組みました。

次に、こちらで用意した設計図をもとに花を植えていきました。流れる川をイメージした青や紫の花の周りに、白やピンク、オレンジの花を植えていき、思わず皆が笑顔になるような大変美しい花壇が出来上がりました。

3.腐葉土運び

 1日目は春に向けた菜の花畑づくりに向けて腐葉土運びを行いました。この日は氷点下近くの外気温の中、地元の方、岩手 大学の学生、北陸学院大学の学生・教員7名で作業を行いました。2日目は、前半部には前日に続き腐葉土運びを行い、後半には学生24名全員で、次の春に黄 色い花が大地を覆うことを願いながら、菜の花の種を蒔きました。