地域教育開発センター

被災地支援ボランティア第5次派遣報告 Part2

2012/12/06 (木)

被災地支援ボランティア第5次派遣後半の報告です。

4.足湯ボランティア

今回初めて足湯活動を行いました。活動2日目となる12月2日は、冷たい風が吹いていてとても寒い日でした。 その為、足湯に来た方の手は冷たく、足湯の最中は「ぽかぽかしてて、いいね~」とおっしゃっていました。 いつも一緒に花壇整備をしている方と1対1でじっくりお話しすることができ、良い時間をもてました。 また、花壇をたまたま見に来ていた方も足湯を体験してくださり、よい交流の機会となりました。

5.日曜礼拝

2日目の作業終了後、森の前地区の住民の方が震災当時のお話をしていただきました。 2011年3月11日の壮絶な体験を涙ぐむ学生の姿も見受けられました。 また、北陸学院の学生たちが継続して訪れることが、当該地で暮らし続けようとする力になっていると、感謝の言葉をいただきました。 語り部の後、交流スペースとして住民がこしらえたプレハブ小屋で、住民の方にもご参加いただき日曜礼拝を行いました。 その後、住民の方と学生が手をつなぎ、歌を歌って陸前高田市を後にしました。

6.派遣を振り返って

(幼児児童教育学科1年 中谷峻介(4回参加))

今回の派遣は総勢27名(学生24名、教員3名)と、これまでで最も参加人数が多く、それぞれの個性が作業にも表れていました。 そのような個性が集まるとき、今後の活動の可能性を広げるかもしれません。 今回で今年の派遣は最後となりますが、これを最後にしてはいけないことは、今まで参加してきた学生誰もが思っていると思います。 陸前高田の復興にはまだまだ時間を要します。 これからも私たちが、日本全体が、寄り添い、共に歩んでいかなければならないと思います。