受験生の方

ほくりくがくいんだいがく「赤ちゃん・サロン」2018年5月25日(金)

2018/05/25 (金)

2018年度第2回「赤ちゃん・サロン」を開催しました。

本学幼児児童教育学科4年生スタッフ5名で運営いたしました。今日は、2歳の女の子、1歳11カ月の男の子、1歳8ヶ月の男の子が遊びに来てくださいました。前回に続き、本学科目「キャリア・デザインⅢ」に学ぶ学生6名(2年生)も参加しました。

今日は、自ら動き出す子の思いや考えに近づきながら、関わりました。指さし行為が見られる子に寄り添うママの姿は、学生たちにとって、乳幼児心理学の実際の学びへと繋がり、より理解が深まったようでした。今日のサロンを通じて、1人1人の子どもの様子に応じながら、環境を再構成、再検討することは次回の課題となったようです。

 今日の、学生スタッフの声を綴ります。

今回の赤ちゃんサロンでは子どもの応答について目を向けて考えた。1歳児の◇◇君は言葉を喋ることは難しくオモチャを指さして「アッア」と言って物に対しての思いや考えを示そうとしたり、2歳児の□□ちゃんは自分の意思を表現でき「ハサミする」といってハサミ持ってテープを上手く切ったりしていた。年齢によって言葉の伝え方はさまざまだが、自分の興味のある物に対してその子の表現で伝えていて面白いと感じた。反省点では、布を吊るして中にポンポンを入れるコーナーでは途中で布が取れてしまったので、子どもが引っ張っても取れないように頑丈にするなど、遊びの発展や安全に配慮しなければいけないと思った。次回は、布をメインにさまざまなところに布がある環境を作っていきたい。

今回初めて赤ちゃんサロンに参加してみて、子どもの遊ぶ姿から、環境構成の大切さを感じた。今日来た子はみんな、いろんな遊びに興味を持っていたので、次回からはたくさん遊びのコーナーを作ったり1つのコーナーの中でいろんな遊びができるような環境を作ったりしたいと思った。子どもたちはオーガンジーの素材の布に興味を持って楽しそうに遊んでいたので、今回の子どもの姿を参考にして布を使った遊び(コーナー)もまた実践したいと思った。反省としては、クレヨンなど子どもがもし口に入れたりしてしまった時でも安全(大丈夫)なようなものを選ぶべきだと学んだ。

今日の反省は、使用するクレヨンの成分を気にされるお母さんがいたのでクーピーなど口に入っても安全なものを検討すること。また、もう少し後輩の2年生には声かけしてもらい、もっと子どもとかかわってもらえるようにするよう、私達の姿を通して伝えることが挙げられます。前回参加者の〇〇〇ちゃん達が来られなかったのは残念でした。しかし、今回来てくれた子達も、サロンの場の空気(雰囲気)に慣れて周りのおもちゃに興味を持って遊んでくれて嬉しかった。最初は泣いて登場してきた□□□君は、閉室頃には周りの大人達に慣れてきていたのが印象的でした。

2回目の赤ちゃんサロンを経験して、私は、前回より子どもたちと深く関われたのではないかなと自分自身の中で思った。それは、私自身が楽しかったからです。反省点は、おやつのお祈りをスムーズに祈れる(言える)ようにしておきたいと感じた。環境設定では、布を垂らしただけの空間でも子どもは喜んで遊んでいたので、布を上から垂らすスペースについても検討して創ってみたいと思った。

 

「赤ちゃん・サロン」では、親子と学生のそのままのありのままの出会いが、共に育ち合う空間を生み出しています。

本学の5月聖句テーマは「出会う」です。神様が備えてくださった今日の出会いに感謝いたします。

次回、6月は15日金曜日10時より開室いたします。参加をお待ちしています。

担当: 熊田凡子 kumata@hokurikugakuin.ac.jp