ブログ

パイナップル

2024/07/19

3年前の収穫感謝礼拝でいつもお世話になっている藤堂さん(用務員)にパイナップルを差し上げました。実の部分はもちろんおいしくいただいたそうですが、葉の部分を「植えてみよう!」と好奇心旺盛な藤堂さんは自宅で鉢植えで育て始めたそうです。

しっかりと根付き、葉っぱが大きくなってくると越冬のために冬でも日の当たる幼稚園の廊下に持ってきてくれました。「ちくちく葉っぱ」「サボテン?」と初めのうちはあまり気にも留めていなかった子どもたちでしたが、3年目の春葉っぱの真ん中に小さな葉っぱが現れ、それが徐々に大きくなり始めました。

「これ、パイナップルなんだって。パイナップルってどこにできるのかな?」

「きっと、ちくちくの葉っぱの先にぶらーんぶらーんてできると思う」

パイナップルが実る所を見たことがなかった、先生たちも子どもたちもいろいろな想像をしながら楽しんでいました。

5月頃にはパイナップルの実らしきものができ始め、ぐんぐん大きくなっていきました。この頃になると、「何かできてる!」と興味を持った子どもたちが大きな葉っぱの中の小さなパイナップルの赤ちゃんを覗きこむこともありました。

 

6月末頃になると、中庭に出してあったパイナップルの鉢の中でパイナップルが大きくなって、色も変わり始めているのが分かりました。

そして7月終園日前に、みんなで収穫です。

近づいただけで、パイナップルのいい香りが漂い、「おいしそう」とみんな食べるのを楽しみにしていました。

 

中庭で育ったパイナップル

「いい匂い」

パイナップル皮もちくちくだよね」

収穫したパイナップルは他のクラスのお友達にも見せてあげると、触って

甘い香りを嗅いで味を想像していました。

おいしいパイナップルをみんなで分けていただきました。おいしくって、芯のところまでかじっていましたね。

ページ上部へ