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4年生 中日新聞社見学
2023/09/28

新聞のもとの紙である「巻取紙」。その重さはなんと1t!!
4年生は、国語の学習において、新聞の書き方について学習しています。先日、オリジナルの新聞を作りましたが、さらに読む人にとって分かりやすく、見やすくなるよう、新聞づくりのコツを学ぶことと、新聞がどのように印刷されているかを調べるため、中日新聞社に見学に行きました。
最初に、工場見学をし、多くの機械を間近で見ました。例えば、鼓門より高い15.5mもある「輪転機」では、目の前で高速で紙面にインクがのるところを見せていただきました。また、「キャリア」という機械では、長くつながっている新聞を折り曲げ切断する様子を見学することができました。また、できた新聞が私たちの真上を通って運ばれ、配送先に振り分けされるところも見ました。その全てが「自動」。機械の力、そしてその迫力に、児童は驚かされました。最後に行った「紙庫」には、新聞のもとの紙である「巻取紙」が束となってあり、その重量はなんと一束1t!!実際に触りましたが、紙とは思えないくらいとても硬かったです。児童は「1t!」「押しても全く動かない!」などと言い、とても驚いていました。さらに、刷ったばかりの出来たてほやほやの夕刊をいただきました。触ってみて、児童は、「少し湿っている!」「出来たてだから触るとインクがつく」など、新たな発見がありました。
次に、新聞の書き方のコツを伝授していただきました。新聞の記事は、文字だけではなく、グラフやイラスト、写真がある方が読みたくなることや、見出しは12字以内で記事の内容を一目で伝える文章にすること、主語をはっきりさせること、一文はできるだけ短く書くこと、結論を先に書くなどです。最後に、「今日の工場見学を新聞にするとしたら、どのような見出しをつけるか」ということを考えました。児童は、「想いを運ぶ中日新聞」、「巻取紙、なんと1t」など、教えていただいたことを生かして、見出しを考えることができました。
充実した見学となりました。今回、教えていただいたことを新聞作りに生かしていきたいと思います。