教育

教育

1886年(明治19年)にアメリカ人宣教師フランシナ・ポーターによって英和小学校の名で開校。一時中断しましたが、1961年(昭和36年)に現在の名称で再開、北陸で唯一の私立小学校として歩んできました。
いち早く導入した2学期制による効率的な授業に加え、平和を学ぶ広島方面への修学旅行や生きた英語にふれる英語教育、オーストラリアの姉妹校(ジブゲイト校)との国際交流などの体験学習も充実しており、この年代に必要な「学ぶ喜び」をしっかりと育みます。

建学の精神

「主を畏れることは知恵の初め」(旧約聖書 詩編111編10節)

教育方針

毎日の礼拝を重んじ、聖書の学び・宗教行事・日常生活の指導を通して心を育む
一人ひとりの個性を大切にし、豊かな人間性を培い、目標にむかってやりぬく子どもを育てる
児童一人ひとりの理解に努め、児童の個性に応じたきめ細やか指導を行う

教育方針

キリスト教教育

「人を思いやり、感謝する心を育てる」
キリスト教を土台とした「心の教育」を学びの基本としています。子どもたちは、毎朝欠かさずに行なう礼拝や花の日、クリスマスなどのキリスト教行事を通して「自分は大切な存在であること」「共に助け合うことの大切さ」を感じます。聖書のことばとその実践を通して、一人ひとりの心を豊かに育み、次世代を担う人材にふさわしい力を伸ばします。

キリスト教教育
自然環境

自然環境

「子どもたちを温かく育み、柔らかな心を育てる教育環境」
金沢の市街地から少し距離をおく丘陵地の三小牛は、多くの自然を残し、生きた教材があふれています。
カモシカや野ウサギ、キツネやアナグマも姿を現し、四季折々の花や木に彩られた環境にあります。
校庭では、クワの実やグミ、木いちごや栗が実り、農園では学級で植えた作物が生長しています。
昆虫も多く、子どもたちの興味が飽くことはありません。この環境を生かし、夏期学校、スキーの授業、星座教室などの四季の自然を活用した特別野外活動を行っています。

人から学ぶ

「自分を愛し、人を愛し、自然を愛し平和を導く知恵と心を養う」
北陸学院小学校の規模は大きくありませんが、学年を超えて親しく交流する縦割り活動を多く取り入れています。
自分を大切にし、他人を思いやる心を育てる教育を通して、自分が役立てることを喜び、異文化との交流で人として共に生き助け合う大切さを学びます。
それぞれの学びを通して、人に役立つ自分を見つけ育てる教育を目指しています。

「他校交流」
交流校としては、いしかわ特別支援学校、青山学院初等部、また西日本地区のキリスト教学校同盟として、関西学院初等部、同志社小学校、同志社小学校国際学院初等部、広島三育学院小学校、西南学院小学校があります。

人から学ぶ育
国際交流

国際交流

「英語に親しみ、自然な英語を身につけた国際人を目指す教育」
英語の授業が1年生からあります。ネイティブの教師と日本人の教師でTeam Teachingを行っています。
海外の姉妹校(オーストラリア・ジブゲイト小学校)との交流を行い相互に学校を訪問し、外国の文化・生活を学んでいます。希望者は、国際交流事業を通し、ホームステイを経験しています。

英語教育

「実践の場も大切に」
北陸学院小学校では1年生から6年生まで教科としての英語の学習をしています。
1・2年生は週1時間、3・4年生は週2時間、5・6年生は週3時間の英語の授業です。
毎年、学習発表会では6年生が英語劇を行っています。

北陸学院小学校の英語教育の特色は、英語の専科教師がネイティブの先生と一緒に指導していることや、「聞く・話す」だけでなく、「書く」ことも学年に応じて段階的に取り入れていることです。また、フォニックスのルールを学び自然な発音で英語を読んだり、学習した文法を使って実際に会話をしたりする授業を展開していることです。

そして何より、オーストラリアの姉妹校の児童と相互にホームステイなどの交流活動を通して直接顔を見て会話をしたり、インターネット回線を利用したウェブ会議システムを使って会話をしたりする、実践の場も大切にして学んでいることなどが挙げられます。

英語教育
三力

三力

「書く力」
「書く力」は漢字テストのことですが、それに至るまでの漢字の学習や取り組み方、学習方法を含めて「書く力」と考えています。
「書く力」は新出の漢字を、送りがなも含めて正しく書くことをねらいとしています。1年生は25問、2年生以上は50問で、その際、現在学習している漢字だけでなく、既習の漢字も組み合わせて、応用的な問題を作成し出題されています。

書く力

「きく・話す力」
国語科の「きく・話す力」の充実を図るため、生活に即した「話しことば学習」を実践しています。
低学年では、言葉遊びを通しての発声練習や、基本的な話し方の練習、お話作り、音読の仕方などを学びます。
高学年では、きれいな発声、正しい発音の基礎練習。筋道を立てて話すトレーニング、文章の読み方(話し方)を学習します。
自由研究や、修学旅行の発表の機会を設け、プレゼンテーションソフトなどを使い、効果的に伝える力も養います。

計算力

「計算力」
「数と計算」の内容を100枚のシートプリントに配列し、さらに難易度によってホップ・ステップ・ジャンプやスタンダード、アドバンスドの3段階に分けて出題します。全学年の「数と計算」の系統的な段階をシートプリントにしてあります。
個々の力に応じて、自主的な学習方法を身につける事がねらいです。子どもたちが困ったときは、先生が個別にアドバイスし、まちがえた問題について、「どうして間違えたのか」を自ら考えて修正し次へと進みます。確実に学習が進められるように指導しています。

ICT教育への取り組み

ひとり一台の端末を保持し、1・2年生は写真を撮ったり、3・4年生は調べ学習で使ったり、5・6年生ではプレゼンテーションソフトを使って発表をしたりとICT機器ならではの使用方法で学習を深めています。各学年でGoogle Classroomも使用しており、お友だちと学びを共有しています。