北陸学院 ウィン館

多くの先達が積み重ねた、130年を超える歴史がここにある

(北陸学院 ウィン館)

 北陸学院は創立125周年を記念し、飛梅町にある「ウィン館」を改修して「北陸学院ウィン館」を開設いたしました。

 ウィン館はプロテスタントのアメリカ人宣教師トマス・ウィンが建築した由緒ある建築物です。
彼は1879年(明治12年)に石川県中学師範学校の教授として金沢に来て、教えるかたわらキリスト教の伝道に従事し、一方では、メリー・ヘッセルを招いて金沢女学校(現北陸学院)を設立させました。

 トマス・ウィンが1888年(明治21年)にこのウィン館を建てたのは、ミッション・ハウスとして宣教師会議に使うため、彼の家族をはじめ宣教師の家族の宿舎とするため、また、1892年からは妻イライザ・ウィンが孤児院として使用するためでした。

 写真に見られるように、ウィン館はコロニアル・スタイル(独立前の米国植民地風)で、〈全体に軽快で簡素な鄙びた味わいの意匠〉(『金沢の歴史的建築』)が施されており、当時、評判になって、大勢の人たちが見学に来たと伝えられています。 ウィン館はトマス・ウィンが設計し、監督して出来上がったものですが、地元の棟梁が誰であったかは判っていません。

 1898年(明治31年)にウィン夫妻が大阪に転任となった後、ウィン館は1953年(昭和28年)に北陸学院保育短期大学附属第二幼稚園の園舎として使用されることになり、その際、内部の間仕切りやマントルピースが撤去されたりしました。附属第二幼稚園は、1993年(平成5年)に附属ウィン幼稚園に名称変更した後、2007年(平成19年)に附属第一幼稚園に統合するまで存続しました。

 現在「北陸学院ウィン館」は、建物内に史料編纂室を設置しています。2011(平成23)年からは「北陸学院ウィン館」として一般にも開放し、通年でテーマを設けて北陸学院及びこの金沢におけるキリスト教の歴史上価値のある物品の展示を行なっています。

 

北陸学院 ウィン館

(北陸学院 ウィン館 展示室)

〔開館時間〕 4月〜12月の月曜日から金曜日(9時00分〜12時00分)
       ※新型コロナウイルス感染症の感染予防の観点から、
       ご来館の際にはマスク着用のもとご入館くださいますようお願いいたします。
  〔休館日〕  土曜日、日曜日、祭日及び年末年始(学院の休業日は休館)
〔入場料〕  無料
〔アクセス〕 北陸鉄道バス 出羽町下車 徒歩5分
〔駐車場〕  駐車場はありませんので、近隣のパーキングを利用してください

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