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北陸学院同窓会
会長挨拶
「明日への望み」
オリンピックに盛り上がった夏も終わり、山々の紅葉がきれいで爽やかな秋日和が続いておりますが、今年も年の初めの能登を襲った大地震をはじめ、日本全国が災害に見舞われているように思われます。
なかなか、日常生活を取り戻すことは難しいとは思いますが一日も早い復興を願っております。
あちらこちらで皆さまご寄付をなさったと思いますが同窓会でもこの能登地震に対しまして義援金を募りました。沢山の方の賛同を得まして集めることが出来ました。心より御礼申し上げます。この義援金は今年のバザー収益金と一緒に学院長を通じて、能登の関係各所へお渡ししたいと思っております。三月にはいままでバイブルクラスでお話しなされてこられた楠本学院長もお辞めになられました。長い間の同窓会に対する思いに感謝で一杯です。四月からは新しく堀岡学院長にお話し頂いております。
新しい試みとして行いました「同窓生の集い」も羽咋教会牧師の地震の体験談を聞きながら、エンゼルハートという小物入れや地震の際咄嗟に逃げる時に必要な新聞紙でのスリッパ作り等を和気あいあいと作り、いつものバイブルクラスと違う雰囲気を楽しんでおられました。
ここで皆様にお詫びしなければいけないことが出てきました。いつもだと会報にバザーのお知らせや総会のお知らせを載せることが出来、皆さまのご協力を得ていたのですが、今年はバザーが終わってからの発送になってしまいました。準備なさっておられた方もたくさんいらしたと思うのですが申し訳ありませんでした。今年はなんとか近在の同窓生などにお声を掛けて品物を収集いたしました。又縁があって能登の方々が作られたノートカバーや漆の箸、小物入れなども売場に置くことが出来ました。台風の影響で最初は八月三一日を予定していたのですが九月四日水曜日という普通の日に変更して開催致しました。連絡がうまく伝わらず心配していたのですが、本当にたくさんの方に来て頂き、物品コーナー、喫茶コーナーで笑顔が弾けておりました。
この四、五年のコロナ禍や酷暑などでの出不精が解消されたように見受けられました。このバザーの収益も能登義援金とともに学院の関係各所にお渡ししたいと思っております。どのように皆さまに活動をお知らせ出来るか、大きな課題となりましたが、明日への望みに繋げていきたいと思います。
皆さま、どうぞお体を労わり、日々の平安を保ち、どうぞ総会にてお目にかかれますように、お祈りいたしております。

会長 小﨑 淳子
(昭和39年度卒)