北陸学院同窓会

北陸学院同窓会

会長挨拶

「つながりの重み」

マスク着用も日常生活の一部となり、この暑さでも皆さまは手作りや刺繡、涼しさなどを求めてマスクでいろいろ楽しんでいるように見受けられます。昨年12月には二年ぶりに院長先生、校長先生をお招きしてクリスマス礼拝を持つことが出来ました。コロナ禍の中のことですので、心配していたのですが、マスクをつけて讃美歌を小さな声で歌うだけでも主を賛美することガできました。礼拝終了後、皆さまからの部活、同好会支援金を校長先生にお渡しすることが出来ました。昨年は校庭のテニス部の夜間照明の一部金になったようです。少しでもお役に立てれば幸いかと思います。

今年の春の訪れは穏やかな日が続き、梅に始まり、桜、雪柳、花みずき、青い空に白い花を乗せた辛夷や木蓮、藤の紫など本当にきれいな色をそれぞれが見せてくれました。そして五月の青々とした若葉、コロナ感染予防の我慢が弾けたように思いました。

この二年間は本当に活動が制限され、話すこと食ベに行くこともままなりませんでした。制限されるということはこんなにも孤独になるのかとつくづく考えさせられました。そう言う状態の時、「元気?」「どうしてる?」「声が聞きたくなったので電話したよ」という友のひと言、うれしくって涙が出ました。何年会っていなくても一声聞いただけですぐ若き日に戻ることが出来ました。
同窓生もそうです。ミッション卒業したよ、それだけでもうお友達気分です。これが長い歴史のつながりなのではないでしょうか。
一つ一つ積み重なって今があると思います。大事にしたい重みです。

このコロナ禍の中でもうれしいお知らせがありました。2017年6月に植樹しました桜がどうにも相性ガ悪かったのか咲きませんでした。そこで昨年改めて新しい桜を植えて頂き、まだ若い桜でしたがうれしいことに四月入学式に咲いて新入生を祝っているようでした。
4月にバイブルクラスの後で皆様と一緒に桜の木の下で写真を撮りました。来年はもっともっと花が満開に咲くことを、そしてコロナに負けないようにと祈っております。

会長 小﨑 淳子
(昭和39年度卒)