教員紹介

教育学部 幼児教育学科 

谷 昌代

たに まさよ

谷 昌代

講師

職務上の実績
保有学位 修士(教育学)
専門分野 ・乳幼児教育学
・保育学
・特別支援教育
担当科目 幼児理解、保育内容・人間関係指導法、人間関係、特別支援教育論、障がい児保育、乳児保育Ⅰ、子育てと支援、教職実践演習、キャリアデザインⅡ、プロゼミB、専門ゼミⅠ・Ⅱ、卒業研究
研究のテーマ ・子ども同士の関係論的視点に着目したインクルーシブ保育の在り方についての研究
・乳幼児期の発達の捉え方について(子どもとモノ・子ども同士・子どもと保育者等、関わり生まれる瞬間に着目して)
・子育て支援・保護者支援における保育者の役割について
研究内容 ・発達障害児や気になる子どもを含むクラス全体に対して遊びを通して子ども同士の関わりや支え合いが生まれるような保育方法や支援の在り方を検討しています。
・乳幼児が主体的に“環境”“モノ”と関わろうとする姿や子ども同士で関わり合う姿を観察、記録したものから、関わりが生まれる瞬間を捉え、学びに向かう根底となる力を検討しています。
・保育所・幼稚園・認定こども園・子育て支援施設をフィールドとした保育実践や保護者支援に関わる保育者の役割について検討しています。
研究内容のキーワード 子ども理解、発達障害、インクルーシブ保育・教育、語り、3歳未満児の学び、乳幼児と自然、子育て支援
一言コメント 「あの子はどうしてずっと同じ遊びをしているの?」「この子は本当は何を伝えたいのだろう…?」子どもたちと過ごしていると次々と知りたい気持ちが沸き起こります。「知っているつもり…」「分かったつもり…」では子どもたちの心の“本当はね…”に触れることはできません。
小さな子どもにもそして大人にも誠実に向き合う人でありたいですね。ご一緒に子どもの世界について学び、語り合い、子どもたちのことを深く善く見る目、感じ取る心を育てていきましょう。
略歴

研究業績

著書

『幼稚園・保育所の運営トラブル解決事例集』 共 著 2014(平26)年2月 第一法規株式会社出版
第1章 保育方針および保育内容・方法・計画p767~773執筆

学術論文

『特別支援学級入級を申し出たA児の自己実現と自分理解 ―インクルーシブ教育における学び方の多様性の保障―』 単 著 2020(令2)年3月 北陸学院大学・北陸学院大学短期大学部 教職課程研究 第7号
『現代の教育・保育実践に問う ―教育・保育者は何を見るのか―』 共 著 2020(令2)年3月 江戸川大学紀要 第30号
『統合保育からインクルーシブ保育への展開のための実践的視点 ―大学間連携共同研究(1)―』 共 著 2020(令2)年3月

中部学院大学・中部学院大学短期大学部 研究紀要 第21号

『インクルーシブ保育・教育を担う加配保育者のあり方 ―大学間連携共同研究(2)―』 共 著 2020(令2)年3月

中部学院大学・中部学院大学短期大学部 研究紀要 第21号

『インクルーシブ保育・教育をキリスト教保育・教育の視点から考える ―大学間連携共同研究(3)―』 共 著 2020(令2)年3月

中部学院大学・中部学院大学短期大学部 研究紀要 第21号

『保育者の特性が活きるインクルーシブな環境のあり方
―保育者自身の語りによる事例検討から―』
共 著 2021(令3)年3月

北陸学院大学・北陸学院大学短期大学部 研究紀要 第13号

『保育実践に見る保育者の内的感覚と自己表現 
―保育者の「語り」に着目した原理的考察―』
共 著 2021(令3)年3月

江戸川大学紀要 第31号

『保育者の特性が活きるインクルーシブな環境のあり方(2)ー同僚保育者の語りによる事例検討から―』 共 著 2022(令4)年3月

北陸学院大学・北陸学院大学短期大学部 研究紀要 第14号

『保育者の語りに見る人間性の育ち ―多様な語り合いの本質的意義に関する考察―』 共 著 2022(令4)年3月

江戸川大学紀要 第32号

『保育現場の個別指導計画作成に関わる実践研究―市町村の巡回相談に着目して―』 共 著 2022(令4)年4月

中部学院大学・中部学院短期大学部 教職実践研究 第1号

『保育者の特性が活きるインクルーシブな環境のあり方(3)―保育者間の「対話」に注目して―』 共 著 2023(令5)年3月

北陸学院大学・北陸学院大学短期大学部 研究紀要 第15号

『保育者・教員養成課程における自然体験活動の有効性』 単 著 2024(令6)年3月

北陸学院大学・北陸学院大学短期大学部 研究紀要 第16号 

その他

『乳幼児期の子どもとおとなの対話の一場面 ―思いをつなぐ読み取りについて―』 単 著 2019(平31)年4月 北陸学院大学 赤ちゃん・サロン 2018年度 活動報告書
『保育者が書き残してきたもの、語り伝えているもの ―今、改めて記録することの意味を考えるー』 共 著 2019(令元)年12月 日本乳幼児教育学会第29回大会論文集
『乳幼児と自然との対話―1歳児が公園の木の枝に登ろうとする―』 単 著 2020(令2)年5月 日本保育学会第73回大会発表論文集
『保育理解と保育者の自己表現―困難さを超えて保育を語る―』 共 著 2020(令2)年11月 日本乳幼児教育学会第30回大会論文集
『保育者の多様な語り合いの場に観る、人間性の育ちを考える―自己確立を生み出す場、間の在りようを探る―』 共 著 2021(令3)年12月 日本乳幼児教育学会第31回大会論文集
『日々の保育を創り出す、保育者と保護者とのまなざしの共同性について考える』 共 著 2022(令4)年12月 日本乳幼児教育学会第32回大会論文集
『保育者の専門性の向上を目指して
―多様な関係の中で育つ保育者たちー』
共 著 2023(令5)12月 日本乳幼児教育学会第33回大会論文集
『幼保連携型認定こども園として特に配慮すべき事項に関する先駆的取り組みの実践例集』 共 著 2024(令6)3月 令和5年度こども家庭庁子ども・子育て支援調査研究事業
一般社団法人 保育教諭養成課程研究会