社会学科
社会で起きている問題や現象について広い視野でとらえ、多様な方法で解決できる人材を育成
社会と人が関わる社会現象や制度を対象として、あらゆる領域にアプローチする学問が社会学です。研究対象への幅広い視点や現代社会を読み解く社会調査やデータ分析のスキルを身につけ、それらを応用した学問領域も深めます。実際の社会から課題を発見するために、企業人との交流や現場に出てのフィールドワークなども行い、実践力を磨きます。
学びの5コース
現代社会・国際理解コース
国や文化の境界を越えてグローバルに広がり、ダイナミックな変化を続ける現代社会。そんな社会の姿を正確に把握し、異文化共生を図るための知識や考え方、手法などへの認識を深めます。
<主な科目>
・社会学概論
・社会調査論
・グローバル社会論
・多文化共生論
・社会調査実習
・若者文化論 など
心理・カウンセリングコース
人間の「こころ」を科学的に解き明かす心理学に重点を置き、理論から実践までのさまざまな学びを通じて、人々の心にアプローチできる人材を養成します。公認心理師など各種資格の取得も目指せます。
<主な科目>
・発達心理学
・臨床心理学概論
・心理学研究法
・心理的アセスメント
・心理学的支援法 など
環境福祉マネジメントコース
社会で発生する課題を解決、緩和、予防していく福祉の働きについて学び、土台となる理論や現場で求められる技能を習得します。社会福祉士などの資格取得に欠かせない内容が含まれています。
<主な科目>
・現代社会と福祉
・地域福祉論
・地域社会政策論
・児童福祉論
・障害者福祉論 など
政治経済・経営コース
国家や社会を動かす政治と経済の仕組みを知り、私たちの生活における影響を読み解きます。実際の政治や経済の課題に取り組んで、よりよい社会を切り拓いていく力を身につけます。
<主な科目>
・政治学
・法律学(国際法を含む)
・経済学
・経営学入門
・マーケティング論 など
情報・図書館司書コース
多種多様なメディアから提供される情報の取り扱い方を学び、情報サービスのプロフェッショナルである図書館司書に必要な能力を養います。図書館司書の国家資格取得が可能です。
<主な科目>
・メディア文化論
・情報サービス論
・図書館制度・経営論
・情報資源組織論
・図書館実習 など
学びのポイント
5つの分野から自由に科目選択
分野ごとに設定されたモデルコースを参考に、関心の持てる科目を選んで、自分に合った学びを追究できます。学年に応じて、段階的に学習を深めながら成長していきます。
独自のプログラム「MIP」で社会を学ぶ
カリキュラムの一環として、企業人から指導を受けて課題に取り組む「MIP」に参加できます。卒業後の自分のキャリアを意識することで、学びにも目標が生まれます。
公認心理師対応カリキュラム
人気の高い心理学の学びでは、公認心理師(2018年度に新たに誕生した心理支援職としてはじめての国家資格)に対応したカリキュラムがスタートしました。
取得可能資格
- 社会福祉士(国家試験受験資格)
- 社会調査士
- 認定心理士
- 図書館司書(国家資格)
- スクールソーシャルワーカー
スクールソーシャルワーカー養成課程
※卒業後に取得可能な資格
- 公認心理師
公認心理師対応カリキュラム
卒業後の進路
- 公務員
- 広告・企画・出版関係
- 金融保険関係
- マスコミ
- 情報・通信関係
- メーカー
- 不動産
- シンクタンク
- NPO・NGO職員
- サービス関係
- 旅行会社・ホテル
- 病院・社会福祉施設
- カウンセラー
- 図書館
- 学校・教育損団期間