インタビュー

私は父と二人暮らしだったので外食が多く、栄養の偏りを感じていました。そこから”栄養”に興味を持つようになりました。栄養について学び、それが仕事にできたら楽しそうだなと思ったのが栄養士を目指すきっかけです。北陸学院大学のオープンキャンパスではスタッフの皆さん、先生方が優しく接してくださり、アットホームな雰囲気が気に入って北陸学院大学へ入学することに決めました。

入学後はミッション食育グループに所属し、授業で学んだ知識を活かし地域の子どもやお年寄りの方と調理実習や食育ゲームなどを通して「食」について学びました。「食」、「栄養」をいろいろな視点から考えることができる活動でした。

また、入学するきっかけにもなったオープンキャンパスですが、スタッフとしてイベントを運営しました。他学科の学生との関り、高校生との関わりなどから、人と関わることの楽しさを学びました。また、人をまとめることの大変さも実感しました。オープンキャンパスで司会を任されることもあり、人前に立って話すことに慣れることも出来ました。

２年生の夏にあった実習では、病院へ行くことになったのですが、課題で栄養士役と患者役に分かれて模擬栄養指導をするというものがありました。実際の栄養指導を見たことがない中シナリオを考えるのがとても大変でした。先生に相談したり、相手役の学生と何度も話し合い練習を重ね最終的には内容の濃い模擬指導ができました。清々しい達成感があったのを覚えています。また、病院の管理栄養士さんが業務の合間をみて授業をしてくださり、栄養と体の関係、病気との関係、病院での栄養士の必要性を話してくださり、とても興味深かったことを今でも覚えています。この体験で病院で働きたいという目標が定まりました。

社会人になって、自分の足りないところが見えてきて、日々困難と闘っていますが、その都度、目の前のことを受け止め、対処し、一歩ずつ進んでいきたいと思います。