インタビュー

内定者

市民のみなさまに寄り添い、信頼される職員になりたい!
吉田 涼菜 社会学科  小松明峰高等学校出身 内定先: 小松市職員(社会福祉職)

Interview

志望動機を教えてください。

母親が福祉職に就いていることもあり、以前より福祉に興味をもっていました。大学の福祉実習で利用者さんと話をしたり素敵な笑顔に触れたりしたことを通して、福祉職の対人支援に魅力を感じたことが理由です。対人支援は直接的な治療などではないものの、「話を聴く」といった基本的なコミュニケーションが持つ影響力の大きさにあらためて気付かされました。一見分かりにくい、日常生活や就労に制約のある心身状況の人たちに対する色々な形の支援に、私も参加したいと強く感じました。社会福祉士の中でも公務員を目指したのは、より深く地域福祉に携わりたいと考えたからです。

 

Interview

公務員試験にあたり準備してきたことはありますか。

公務員試験の筆記試験対策は3年の秋頃に勉強を開始し、苦手な科目の反復練習に力を入れました。サークルやバイトで忙しくしていた時期は、一問一答の問題集を持ち歩くことで隙間時間を活用しました。本番1ヶ月前に試験傾向が変わったのですが、それまでの勉強を活かせたので、1つの問題集を繰り返し解くことは大切だと改めて感じました。また、公務員を一緒に目指している友達と学校で勉強していたため、最後まで頑張ることができました。面接練習や履歴書の添削では、ゼミの先生や学生支援係の職員の皆さんにサポートしていただきました。

Interview

大学での学びや経験の中で役に立ったと思うことはありますか。

アルバイト・ボランティア・部活など、学生生活の中での学びや経験は沢山ありましたが、その中でも、ゼミの活動として、金沢市と共同で、障がい者ランナーのニーズ調査を行ったことが印象に残っています。障がい者ランナーのボランティアの方とも一緒に調査を行い、市の役割や、障がい者が参加しやすい環境についてなど、共生社会とはどういうものかを知ることが出来ました。

また、公務員試験の面接についての情報は、先輩方の就職活動に関する資料を読み、面接時にどのようなことを質問されたのかを確認することで、しっかりと準備ができました。

Interview

公務員試験合格までを振り返ってどう感じますか。

筆記試験対策での勉強は特に大変でしたが、友達と一緒に勉強して頑張ることができたと思います。オン・オフの切り替えをしっかりしたため、息抜きもしながら最後までモチベーションを保つことができました。専門職の履歴書の添削を、専門の先生にお願いしたことも良かったと思います。

Interview

今後の目標を教えてください。

多くの医療スタッフを中心に、様々な専門、立場の方が地域医療を支えている中で、社会福祉士としての役割を担いたいと考えています。社会的、心理的な側面に関心を持ちながら、患者さまやご家族を含め、市民のみなさまに寄り添い、信頼される職員になりたいです。