インタビュー

卒業生

一人一人の成長に寄り添います。
英 直人 幼児児童教育学科 金沢伏見高等学校出身 就職先: 学校法人 白銀幼稚園

Interview

実践的で豊かな学びが、幼稚園教諭になる糧に

子どもと一緒に遊ぶことが大好きで、幼稚園教諭になることが子どもの頃からの夢でした。北陸学院大学に進学したのは、幼稚園教諭と保育士の両方の資格を取得し、子どもに関わる学びを深めたかったからです。現在は、在学中に実習とボランティアで通っていた白銀幼稚園に就職し、幼稚園教諭として子どもたちの成長に寄り添う喜びを実感しています。
大学時代を振り返ると、子ども教育学科での学びは、「子どもから学び、子どもとともに学ぶ」ことの大切さを深く学んだ4年間だったと思います。実習やボランティア活動で日常的に子どもたちと関わる機会が多くあり、実際の現場で実践を通して学んだことや感じたことの一つ一つが幼稚園教諭になる糧になったと感じています。
4年次には子どもと母親の関わりについて研究し、乳児期に母親と子どもが深く関わることによって愛着形成がなされて、子どもが健やかに成長できることを学びました。講義では、保育の5領域の一つである「人間関係」の授業で子どもの心情や保育者としてのあり方について学んだことが特に強く心に残り、その知識が仕事のさまざまな場面で生かされています。

Interview

自由遊びを中心に、子どもの興味をつなげる保育に共感

白銀幼稚園は、1年次の実習で入らせていただいた園です。先生方の子どもたちとの関わり方に心が温まり、自由遊びを中心に子どもたちがやりたいことを引き出して活動として繋げていく保育に共感し、4年次にはボランティアで週に3日通わせていただきました。就職して1年目は年中組の担任、2年目から年長組の担任を務め、子どもたちの卒園も経験しました。幼稚園での3年間は、できることが増えてお話も上手になり、人としてたくましく成長する時期です。身体を動かす遊びやリズム遊びなど、自分の長所を生かしながら一人一人の個性と気持ちを大事にした保育を行っていきたいと思います。

Interview

職場から見た英さん

英さんは、石川県内のキリスト教系幼稚園では初の男性教諭。当園には、学生の頃から何度もボランティアで来てくれていました。優しい性格で子どもたちに慕われ、保護者の方からの信頼も厚く、みんなが英さんを応援してくれています。外遊びや田んぼ体験などでは子どもたちと一緒に泥んこになって遊び、今年からは新しい先生を指導する立場としても頑張ってくれています。幼稚園の仕事はチームワークが大切です。今後もみんなで協力して愛される先生をめざしていきましょう。

(学校法人 白銀幼稚園 園長 加藤 貴久美 先生)