インタビュー

社会学科

若者の視点でソーシャルメディアとコンテンツ文化の関係を研究しています
内田 啓太郎 准教授

Interview

先生の専門の学問分野はどのような学問ですか

メディア文化の社会学を専門としています。SNSやYouTubeなどのソーシャルメディアが私たちの社会へ与える影響について研究しています。特に若者たちが漫画やアニメ、ゲームなどのコンテンツを楽しんだり、作ったりするうえでソーシャルメディアをどのように活用しているかについて研究しています。研究を進めるうえで書籍や論文をたくさん読み解きますが、フィールドワークやインタビューといった社会調査のやり方も駆使しながらメディア文化の全体像を捉え、理解しようとしています。

内田 啓太郎 准教授

Interview

専門分野の面白さはどんなところですか

普段私たちが楽しんでいる漫画やアニメ、ゲームなどの楽しさ・面白さを作品そのものではなく、それに関わる人びとの行動や考え方を知ることで、今の社会にどのようなメディア文化があるのかを理解できるところです。あわせて今の若者たちの「流行」を知ることもできますよ。

Interview

先生が専門分野を学ぶようになったきっかけ、出会いエピソードをおしえてください

十代の頃、アイドルにハマりました。なぜ私はアイドルが好きなのか、これを学問として学び、理解することはできないかと思い、大学で社会学を学ぶ道を選びました。

Interview

地域の課題と学びがどのようにつながっているかを教えてください

漫画やアニメを活用した地域おこしやソーシャルメディアを通じた地域情報の発信など、メディア文化に関する知識や技術を学ぶことが地域社会の継続的な発展に役立つと思います。

Interview

大学生に学んでほしいこと、アドバイスなどをお願いします

いつでも興味関心のアンテナをいろんな方向へ向けて欲しいと思います。大学の教室で講義を受けること、ゼミで仲間たちと議論することも学びですが、大学の外でボランティアやサークル活動をすること、ひとりで趣味に没頭することも立派な学びだと思います。ぜひ積極的にいろんなことへチャレンジしてください。

内田 啓太郎 准教授