地域教育開発センター

岩手派遣(10月11日~14日)

2013/10/18 (金)

10月11日~14日にかけて、岩手県陸前高田市で復興のお手伝いをさせていただきました。以下は学生によるレポートです。

花壇づくり

花壇に着くと、花たちは秋の澄んだ空気の中で輝くように咲き誇っていました。この日の作業は、花壇に白い砂と腐葉土を撒くことと、咲き終わった花の刈り取りでした。スコップで土をすくってみると、湿気を含んだ土は重いうえに固く、一輪車で運ぶのも大変でしたが、交代しながら作業を続けました。総勢30人余りで取り組んだこともあり、1日で2日分の作業を終えることができました。

作業が終わるころには腕や腰が痛くなっていましたが、森の前地区の方々や他大学の学生の皆さんとおしゃべりしながらの作業はとても楽しかったです。

 

書道展・コンサートを通じた住民の皆さんとの触れ合い

2日目は次の春に向けて花を咲かせるために花壇を整理した入り、周りの雑草を抜いたりと、学生たちが手分けをして作業を行いました。

この日は本学コミュニティ文化学科の辰島先生のお母様がお越しになり、プレハブ小屋でミニ書道展を開催しました。住民のみなさんは、学生が片づけをしている合間を利用して、書を満喫されていました。

午後は住民の方に誘われ、第一中学校体育館で行われた合唱団のコンサートを見に行きました。「赤とんぼ」などなじみの歌が始まると、一緒に歌を歌う方や、目頭を押さえる方もいらっしゃいました。コンサートは3回のアンコールの後フィナーレを迎え大盛況のうちに幕を閉じました。私たち学生も住民の方と一緒にとても楽しいひと時を過ごすことができました。

 

奇跡の一本松

派遣最終日に「奇跡の一本松」を訪れ、参加した学生全員で写真を撮りました。今回の派遣には石川県内8つの高等教育機関の学生が参加しました。異なる大学・短大、異なる学年、異なる専門領域の学生がともに汗を流し語り合うことのできた貴重な機会となりました。