地域教育開発センター

よりそいの花プロジェクト第18次派遣

2014/08/20 (水)

8月6日から10日にかけて第18次災害ボランティア派遣があり、17名の学生が岩手県陸前高田市、宮城県南三陸町、石巻市を訪れました。

活動初日の8月7日は「うごく七夕祭り」の開催日。北陸学院大学の学生はこの日「森前組」の一員として、住民の皆さんととともに山車を引き、祭を盛り上げました。当日は東北を訪れていたカニンガム学長夫妻も合流し、学生と一緒に街中を練り歩きました。

活動2日目の8月8日は、田中先生による市内現況解説の後、森の前地区にて「小 さな花畑」整備に汗を流しました。復興計画によるかさ上げ工事の着工に伴い、10月には花壇エリアへの立ち入りができなくなります。残された時間が少ない 中、この日は新しい畝を作り花の種を撒きました。住民の土地への想いの強さを感じる瞬間でした。

活動3日目の8月9日は、午前中花壇づくりを手伝ったのち陸前高田市を離れ、宮城県南三陸町防災対策庁舎、石巻市大川小学校を訪れました。津波の爪痕が生々しく残る建物の前で全員が黙とうしました。

今回の派遣では参加学生17名中7名が1年生で、初めての派遣参加者が全体の約半数を占めました。祭や花壇づくりを通して現地の方々と交流する中、3年5か月が経過した東北の今に参加したすべての学生が思いを巡らせたことと思います。