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幼児・児童教育支援事業 情報

第2回 MAGONOTE塾 開催報告

2015/08/03 (月)

北陸学院大学の地域貢献事業の一つであるMAGONOTE塾。はじまりは10年程前。
保育の現場で、「この子のことがわからない!どうしてこんなふうになるんだろう?????」というときに、集まって考え合えるような仲間が必要なのだと、金沢市の保育士さんたちが立ち上げた勉強会でした。

昨年度、保育所に保護者から伝えられた「WISCの結果をどう見ればいいのか?」という勉強会があり、「あそび場JOJO」に参加されていたお母さんから、「うちの子で撮ってください」という申し出がありました。心理士さんがWISCの検査を実施する場面をビデオに撮って、検査結果の数値だけでなく子どもの応答内容や、検査に対する参加の仕方の変化にも、その子の情報処理の特性、認知の特徴が出て、検査ではそのような部分の読み取りが重要なことをビデオを見ながら確認しました。
 
今年度、小学3年生のWISCの結果が、保育所時代の先生に届き、あの子が小学校になってどんなふうになっているのかをMAGONOTEで見てみよう。そして今振り返って、保育所の時に私たちが読み取っていたことはよかったのかを検証しようということになったのでした。
 
8月2日(日)に開催された第2回。最近のビデオを4場面も用意していただきました。おうちでの妹と二人でのお店屋さんごっこ(カードをつくる)の場面、支援学校地域支援室(小学校入学の際の引き継ぎにかかわっていただきました)の先生と遊ぶ場面、おうちでのお母さんと二人での遊び場面、保育所時代の担任保育士と自宅で話す場面。
 
ビデオ映像、個人情報をクリアするのが難しい中、色々な方のご協力の基、不定期で開催する勉強会。
立場が違うと見えるものは違ってくるので、いろんな立場の人が集まって話したり考えたりできるのは本当に貴重な時間であると思います。
 
日程は未定ですが、次回のビデオはただいま撮影を予定中。保護者と幼稚園がいっしょにビデオを見ながら考える勉強会をします。保護者との連携は保育者にとっても学校の先生たちにとっても重要な課題です。
 
 
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