地域教育開発センター

【開催報告】小松豪雨災害から1年~次の災害に備える~

2023/10/05 (木)

9/30(土)、小松市社会福祉協議会 主査 森田敏裕さんをお招きし、REDeCセミナーが開催されました。
昨年8月に、各地に被害をもたらした大雨。発災から小松市ボランティアセンター開設までの流れ、活動内容、当時の被害の状況などを写真と合わせてお話してくださいました。
災害が起きてからボランティアセンター立ち上げまで、ホームページ等で迅速に募集がされていたこと、行政や他県のNPO団体が連携して、住民の生活復旧というひとつの目的に向かって突き進んでいたことがわかりました。多くの人の支えがあり、復興が前進しているといえます。

本学のサークル、よりそいの花プロジェクトも甚大な被害を受けた小松市中海町でボランティア活動をしました。今回、「写真洗浄」と「サロン活動」にスポットを当て、社会学科3年堀さんと、谷田さんがそれぞれ活動報告を行いました。また、本学中高の部活動であるシャローム部の代表2名(角尾さん、浅田さん)もボランティア活動に参加したときのことを口頭発表しました。

来場者の中には、実際に支援を受けた方がおられ、学生に当時の感謝を伝えてくださる一面があり、会場全体が暖かな雰囲気に包まれました。

最後に、学生から、災害から1年がたち、住民の方たちもいい意味で「忘れる」ことができているかもしれない。けれども私たちはあなたがたのことを「忘れていないですよ、気にかけていますよ、いつでも話を聞きますよ」という存在なりたいという今後の活動に向けての決意も述べられました。