東日本大震災で被害を受けた岩手県陸前高田市の、震災前の街並みを描いた巻き絵の写真データが見つかりました。
今回見つかったのは、長さ17.5メートルの作品の写真です。巻き絵は津波で家ごと流されてしまいました。絵の作者の熊谷薫さんより、現地でボランティア活動を行っていた田中准教授が相談を受け、コンピュータが得意であった、コミュニティ文化学科2年の柿木さんが約1か月をかけてデータの復元をおこないました。
熊谷さんは、「写真を皆さんのおかげで、また絵が手元に戻ってくる。本当にうれしい」と仰っていました。
柿木さんは5月に陸前高田市に向い、復元した作品を手渡す予定です!