地域教育開発センター

「減災社会に向けたグローカル人材育成プログラム」(第3回)

2013/12/07 (土)

12月6日四高記念文化交流会館で開催された「減災社会に向けたグローカル人材育成プログラム」第3回目の講師は、はるばる岩手県陸前高田市から一般社団法人Save TAKATAの伊藤英さんにお越しいただき、「震災体験から学ぶ現地との繋がり」をテーマに講義していただきました。

生まれも育ちも岩手県陸前高田市の伊藤さんは、2011年の東日本大震災でご自宅と大切な家族を失いました。震災直後の壮絶な体験談の後、故郷の復興に向け同年代の仲間とSave TAKATAを立ち上げ、陸前高田市の若者と域外から訪れる学生とを繋ぐ多彩なプログラムの企画・実施に取り組んでいることについてお話しいただきまし た。

いまだ震災の悲しみが癒えていないと思われる伊藤さんが、未来の陸前高田市を思い描き発する力強い言葉の一つひとつに耳を傾けながら、参加した学生は「継続して力になるために、自分たちには何が求められているのか」について真剣に考えていました。