地域教育開発センター

本学教員がそれぞれの専門性を活かしながら学科枠を超えて共同し、学外の講師にも加わっていただき、市民と学生に深い学びを提供する講座です。

2025年度 北陸学院大学公開講座(REDeCセミナー)について

公開講座(REDeCセミナー)につきまして、企画内容見直しの為2025年度は中止することとなりましたのでお知らせいたします。

お問い合わせ

北陸学院大学 学術情報研究・社会連携センター
TEL:076-280-3856 (月~金 9:00~17:00)
mail:redec@hokurikugakuin.ac.jp

  *パソコンからのメールが受け取れる環境でご連絡ください。

REDeCセミナー 情報

貧困の現場から社会を変える~生活困窮者支援の現場から~ 開催報告

2023/06/13 (火)

6/10(土)、2023年度REDeCセミナー連続公開講座が開催されました。

今年度は「貧困の現場から社会を変える~生活困窮者支援の現場から~」をテーマに、一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事、認定NPO法人ビックイシュー基金共同代表の 稲葉 剛 氏をお招きし、ご講演頂きました。

さまざまな理由から路上生活とならざるを得なかった人などを20年以上支援し続けてきた稲葉氏の話は、常に当事者の目線、視点から社会を見つめるかたちで発信されており、社会的排除の実態をデータにより炙り出し、構造的な課題によって深刻化する現実は「この問題に関係がない」とアリーナの外に留まることに揺さぶりを掛けます。

住まいを失えば、家族の団らんや営みを続けることが困難になります。住所がなければ再就職も難しくなります。
稲葉氏らが提唱する「ハウジングファースト」は、住まいというものが誰にも認めらる権利であり、住まいが人権であるということに改めて気づかされます。

北陸で暮らしていると、路上生活問題を目の当たりにする機会が乏しいことから、居住の貧困は大きな関心に結びつきにくく、自分たちに関係のない問題として捉えてしまいがちです。

しかし貧困はどこか遠い国の問題ではなく、私たちが暮らしている日本で起きている紛れもない事実であり、かつもはや特定の世代や階層に限定される問題ではなく、あらゆる世代に広がりを見せている問題です。

それゆえ、いま私たち一人ひとりが「私たちの社会の問題」として、貧困や差別の問題に関心を持つ必要があるという稲葉氏の力強いメッセージは、当日参加してくださった82名の参加者の多くの心に響いたに違いありません。

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