2021/11/09 (火)
私たち子ども教育学科4年次学生は、10月24日(日)に「かなざわ読書フェア」に参加しました。当日は天候にも恵まれ、多くの方々が遊びに来てくださいました。活動中には子どもたちや保護者の方から多くの笑顔をいただき、私たちも楽しみながらさまざまな学びを得ることが出来ましたのでその様子をご紹介します。
『ふしぎなにじと万華鏡作り』
★絵本の読み聞かせでは、子ども達は鏡に反射して見えた虹に「なんで?」「きれい!」などと興味を持ってくれました。
『大きなサツマイモ劇』
★子どもたちが次々出てくる動物をキラキラした目で見ている姿や、サツマイモを一緒に力一杯引っ張ってくれる姿があり、私たちもとても楽しい時間を過ごすことができました。
『14ひきのあきまつり』
★宝探しゲームでは、子どもたちが見つけたものを保護者の方や学生に嬉しそうに見せに行く姿が見られました。その姿から学生も笑顔と元気をもらえました。
『どんぐりむらのぼうしやさん』
★親子が座る周辺に、落ち葉を散りばめておいたことにより、落ち葉を拾い集めることを楽しんでいる姿が見られたました。また、どんぐり帽子を買う際に「どれにしようかな」と悩んでいる姿が見られ、絵本の世界観を楽しんでくださっているように感じました。
子どもたちの姿を見て、私たちは環境設定や予想される子どもの姿を考える大切さを改めて学びました。準備過程では、互いに意見を出し合いながらグループとして一つのことを創り上げる難しさを感じ、つまずくこともありましたが、それがあったことで当日は「楽しかった!」という充実感と満足感を得ることができたと感じています。
最初はイベントを成功させることばかり考えていたのでしたが、子どもたちが保護者の方と一緒に楽しんでくれている姿を見て、いつしか私たちも頑張るだけではなく、一緒に楽しんでいることに気づきました。
コロナ禍により人との関わりが制限される中で、大変貴重な経験をさせて頂く事が出来たと感じています。まだまだ窮屈な日々が続きますが、その中でも楽しく過ごすことができるよう、この貴重な経験から学んだことを活かして、これからも頑張っていきたいと思います。(E・H金沢高校出身、K・H北陸学院高校出身)