受験生の方

11月7日 ミッションあそVIVA!サポーターwith米泉小6年生

2021/11/08 (月)

子ども教育学科では、金沢市との包括連携事業として毎年米泉公民館様からのご依頼を受託し、1年次生が「キャリアデザインⅡ」の授業の一環で12月にクリスマスイベントを行っています。
昨年度からはCOVID-19感染拡大防止のため、「プレゼント企画」として実施しているこのイベントは、今年度も同様に来月を予定して準備を進めています。
 
これとは別に今年度は、米泉子ども会様の「2年続けて行事が縮小される現6年生の思い出づくりを」との願いを受け、子ども教育学科の1年次生が「もう一肌」脱ぐことになりました。
 
子ども会様が主催する「謎解きイベント」の一部を預かることとし、10月から4つのゼミごとに1ブースずつの計画を立てて準備を進めました。
1年次生にとって、普段からの仲良しか否かに関わらず「目的を共有する集団」として保育者・教師さながらに協働し、企画・運営を行うのはこれが初の機会となります。
 
予想していなかったことが起きて臨機応変に対処したり、自分でスキマの仕事を見つけて率先して動いたり、子どもの反応に顔をほころばせたりと、おのおの机上の学習では味わえない体験ができたようです。
子どもたちも、スタッフの学生も、見守る子ども会の保護者の方々も、マスクの下から笑顔をあふれさせていました。
 
保育・幼児教育から小学校、中学校、高等学校教育までを志す、幅広い層の学生が共に切磋琢磨できるのが、本学・子ども教育学科1年次の、他学にはない特長です。
そのような学生たちにとって、「小学校6年生」と「遊ぶ」という体験は、共通の内容ながらも、それぞれに異なる観点からの学びがあったことと思います。
 
謎解きに団結力を発揮する6年生の姿に、自分たちの協働を改めて顧みつつ、今回の経験を将来の保育者・教師として自らに必要な力の礎にしていってくれることを願います。
 
学生に大きな学びの機会をご提供くださる米泉子ども会保護者の皆さま、並びに米泉小学校の校長先生、諸先生方に厚く御礼申し上げます。
次回は12月11日、あそVIVA☆クリスマスin米泉 コロナに負けるな!プレゼント企画でまたお逢いしましょう。
 
(本学担当:福江厚啓)